浦和急転!ペトロビッチ監督解任で現場混乱(10/21 05:05)
J2降格圏の16位に低迷するJ1浦和は20日、ゼリコ・ペトロビッチ監督(45)を解任し、ユース監督の堀孝史氏(44)が後任監督に就任すると発表した。22日の横浜M戦(日産ス)から指揮を執る。15日の大宮戦に0-1で敗れて16位に転落し、ペトロビッチ監督が今季限りでの辞意を表明。橋本光夫社長(62)が横浜M戦で同監督が指揮することを一度は明言しながら、一転して途中解任に踏み切る迷走ぶりに、現場は混乱した。
あまりにもタイミングが遅すぎた。J2降格圏の16位に低迷する浦和が、リーグ戦残り5試合でペトロビッチ監督を解任。さいたま市内の大原サッカー場で報道陣に囲まれた橋本社長は目を閉じ、消え入りそうな小声で説明した。
「クラブの置かれた立場を考えてベターと思われることをやった。熟慮して、こっちの方がいいだろうと。残り5試合でやれることもある」
前日19日にユース監督の堀氏に後任監督就任を打診。この日朝にペトロ監督に解任を通告し、選手にも通達した。午後練習から堀氏が指揮を執るドタバタ劇。1週間、お家騒動に揺れた浦和を象徴する迷走ぶりだった。
15日に残留を争う大宮戦に0-1で敗れ、J2降格圏に転落。ペトロ監督が公式会見で今季限りでの辞意を一方的に表明した。翌16日に橋本社長が意思を確認し、22日の横浜M戦は現体制で臨むことを選手や報道陣に明言。その日は職員や家族ら総勢100人でバーベキュー大会を開き、J1残留に向けて円陣を組んだ。しかし、4日後にはすべてが空しい決着だ。
橋本社長の左右する言動に現場も混乱。「このタイミングはないと思う。今年はペトロさんで、という感じだったのに」と日本代表FW原口元気(20)は首をかしげ、MF山田直輝(21)も「もう少しタイミングを考えられたと思う。せっぱ詰まった状態と感じた」と話した。
堀氏は「誰かがやらないといけない。レッズが降格することは考えられない」と、J1残留と29日のナビスコ杯決勝に決意を示した。07年にユース監督に就任し、原口や山田直らを擁した08年は全日本ユース優勝を飾ったが、チーム立て直しの時間は限られる。次の横浜M戦まであと2日だ。
0-1で敗れた9月11日の山形戦後、残り9試合で柱谷幸一GM(50)を解任した。そこで監督を変える選択肢もあったが、「後先の問題ではない」と橋本社長。自身の進退には言葉を濁したが、就任3年目、深刻な客離れとチーム弱体化を招いた責任は重い。
昨日は驚くことが沢山ありましたね。
(カダフィはホンモノ?)
バーベキュー大会して
結束を固めるという矢先…
他チームながらも
選手たちかわいそうだなと思いました。
(´・ω・`)