関塚監督「楽しみ」 攻守に活躍の柴崎に合格点…U—22代表練習試合(06:04)

 ◆練習試合 U—22日本代表3—1町田ゼルビア(19日・町田市立陸上競技場) U—22日本代表は19日、JFL町田ゼルビアと練習試合を行い、後半からボランチで出場した初招集のMF柴崎岳(19)=鹿島=が、20分に勝ち越しゴールの起点になるなど存在感を示した。関塚隆監督(50)は「楽しみな存在」と合格点。11月のロンドン五輪アジア最終予選バーレーン戦(22日、アウェー)、シリア戦(27日、国立)での先発出場の可能性も出てきた。同代表は3日間の合宿を終えた。
 試合に入ってすぐに攻撃のタクトを握った。後半から出場した柴崎は、ボランチの位置から自在に動いてボールを受け、長短のパスでリズムを作り、時に攻め上がった。後半20分、自陣から左サイドのMF高木にピンポイントのロングフィードを通すと、そこから鹿島の同僚FW大迫の勝ち越しゴールが生まれた。
 「チームのコンセプトを理解するように努めました。ボランチだけど、スキを見てシュートを打っていった」。試合後は言葉少なだったが、確かな手応えを得た。後半10分には、山田からのパスをダイレクトでシュート。わずかに左にそれたが、抜群のタイミングでの飛び出しだった。
 ボランチの絶対的存在だったMF山村が左足小指の骨折で離脱。11月のバーレーン、シリアとの連戦は絶望的だ。その代役候補として余りある活躍。「3列目からの飛び出しもあった。あとはあれを決めること。そして守備の第一歩となること。それさえやってくれれば、非常に楽しみな存在」。指揮官は課題を挙げつつ能力を認めた。
 後半、トップ下で出場した山田には、17、18日の練習から「パスを出したら、もう一回受けに行くので出してください」「自分が前に出たらバランスを取ってください」と頻繁に注文を出していたという。初日の17日には、最年長の金崎とピッチ上で小競り合い。初招集の合宿で、最年少の19歳は物おじしない大物ぶりを見せていた。
 08年U—17W杯で背番号10をつけ、鳴り物入りで鹿島入りした司令塔。関塚ジャパンの初実戦で圧倒的存在感を示した。「五輪メンバーに残りたいです」。表情に起伏を見せないクールガイが、強い口調で生き残りを誓った。



今週の岳ちゃんは、気合いが

違いますよね!?

短期集中で勝負しにいってるなと

思いました。


今晩のGELマガで、裏話(あるかな?)に

期待しつつ、仕事行ってきます!