青森山田・柴崎、超異例の5年契約…鹿島(06:01)
鹿島が今季、青森山田から加入したMF柴崎岳(18)と契約上限の5年契約を交わしたことが4日、分かった。ルーキーに対する契約としては、最長だった3年を上回るクラブ史上最長で、Jリーグ全体でも前代未聞の契約。柴崎はこの日、同期加入3人とともにカシマスタジアムで行われた新加入発表会見に臨み、今季中のデビューを目標に掲げた。
鹿島はこれまで、ほとんどのルーキーと3年契約を結んできた。プロで通用するかの判断が難しく、それ以上の長期契約はリスクが伴う。一方で、獲得責任を果たすため、成長を待つ期間として3年を選んだ。高校時代「怪物」と言われたFW大迫(09年加入)も、A契約締結条件を満たした09年5月に、4年9か月の長期契約を結んだが、加入時は3年だった。
柴崎はJクラブが争奪戦を繰り広げた逸材だ。鹿島の井畑滋社長も「今は背番号20だが、将来は2を取って10番を背負ってほしい」、鈴木満常務も「将来、鹿島を背負うだけの能力を秘めている選手」と期待する。たとえけがをしても、ときに伸び悩んだとしても、クラブとして一流の司令塔に育て上げる決意が契約年数に表れている。
柴崎はこの日、吐き気などの体調不良で練習を欠席したが、会見には出席。自分の性格を動物に例えたらという質問に、「そうありたいと思うのはタカ。視野が広いという意味で。今はスズメくらい。今年、試合に出るのが目標」と宣言。クラブの期待を背負い、超高校級ルーキーがプロ生活をスタートさせる。
◆ルーキーの契約メモ 各クラブはルーキーに対し複数年契約を提示するが、4年以上の長期契約は提示しない。最近の大物ルーキーでは、今年、福岡大から名古屋に加入したFW永井謙佑は2年。08年に流通経大柏から清水に加入したFW大前元紀は3年。09年に鹿児島城西から鹿島に加入したFW大迫勇也も3年だった。
◆柴崎 岳(しばさき・がく)1992年5月28日、青森県野辺地町生まれ。18歳。野辺地小2年時に「野辺地SSS」でサッカーを始め、青森山田中に進学。中2で全国3位、中3で準優勝。U—15日本代表、U—17代表に選出経験を持つ。ポジションはボランチ。両足のキック、視野の広さに定評があり、将来の日本を背負う能力を持つ。172センチ、62キロ。家族は両親と兄2人。
怪我をしても、伸び悩んでも…と
投げ出さずにじっくり育てたいと
いう思いが伝わってきました~。
金のたまご
、いや
プラチナのたまご
ですもんね。
簡単には手放したくないですよね。
でもさすが、鹿島愛
争奪戦も相当大変だったんでしょうね。
今季中のデビューについては
早くてACL、遅くても天皇杯で
でて来るんじゃないかな?と
いう気がします。
すくすく育って、いつかタカに
なる日がやってくるんですね
あっという間かなぁ