伊野波は代表初先発での初ゴールが値千金の決勝点となった。慣れない右サイドバックで奮闘し、最後に大きな仕事をして見せ「攻撃面でチームに迷惑をかけたが、最後に恩返しができた」と話した。
2—2の試合終盤、ベンチからは「上がるな」の指示が出ていた。それでも得点の場面ではゴール前にいた。左サイドバックの長友から「何でいたの?」と冷やかされ、ばつが悪そうな表情だった。
代役が大役!決着は伊野波…こぼれ球をゴール!
苦しい戦いを劇的に締めたのは“代役”として先発したDF伊野波だった。2—2で迎えた後半44分、MF長谷部の絶妙なロングパスを受けたMF香川がペナルティーエリア内で粘り、こぼれ球を右サイドから走り込んだ伊野波が最後は左足でゲット。“脇役”が国際Aマッチ2試合目で決めた代表初ゴールが値千金の決勝点。選手たちは抱き合い、ザッケローニ監督は雄叫びを上げ、最後の最後に日本サポーターは興奮と歓喜にわいた。
「前半から攻撃面は迷惑をかけていたので、最後に仕事ができて良かった」。先発は願ってもないチャンスだった。ザックジャパンに招集されていてもなかなか出番がなかったが、右サイドバックのレギュラーDF内田の出場停止で巡ってきた初先発。「(内田)篤人が戻ってくれば、またサブに戻る可能性があるし、次の試合に全てを出し切るつもりでやる。次やらないと意味がないでしょ。コンパクトを保ってシンプルなプレーを心掛けたい。まずは失点ゼロに抑えてチャンスがあれば、攻撃参加したい」と話して臨んでいた。
鹿島ではセンターバックでプレーしているが、与えられたポジションは右サイドバック。ただ、スピードと多彩なキックを持ち合わせていることから、サウジアラビア戦をテレビ観戦した鹿島のチームメートMF遠藤も「あれぐらいやれると思っていた」。伊野波は「元々センターバックで、守備に入ることから意識した。でも、攻撃でミスが続いて、最後に恩返しができた。チームメートには感謝している」と話し、ザッケローニ監督に頭をなでられるとようやく笑みをこぼした。
昨年8月にはロシアリーグのトム・トムスクからオファーが届いたが、今オフの移籍は見送った。鹿島に残留し、ザックジャパンに定着するのが目標だ。今後は代表と鹿島で活躍して、ロシアリーグではなくセリエAやブンデスリーガなど欧州4大リーグのチームに移籍する青写真を描く。カタールで結果を出した伊野波が、日本を4大会連続の4強に導くとともに夢に向かって前進した。
昨晩は、興奮と安堵の末…
爆睡でした
イノは今のスパイクに
愛娘桜花ちゃんの名前を
入れているそうです。
苦しくても頑張れる
力が湧いてきそうですね。
過去のPKで失点して負けた
イノの因縁は、これで報われた
のでしょうかね

(自分のプレーに納得はしてない
でしょうケド)
25日にジョンスと大ちゃんの
マッチアップが見れたいいですね

決定ではないですけど
そうなるといいですね
