J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(43)が、来季に向けブラジルのクラブと移籍交渉中であることが12日、明らかになった。ブラジル・サンパウロ州選手権3部の古巣キンゼ・デ・ジャウーから獲得オファーが届き、既にブラジル入りしている関係者が条件面の話し合いを進めている状況で、カズにとっては5度目の海外移籍となる。来年2月に44歳となるキングの挑戦はまだまだ終わらない。

 来年2月に44歳となるカズがサッカー人生の原点ともいえる王国ブラジルで、5度目の海外挑戦に臨む。サンパウロ州選手権3部の古巣キンゼ・デ・ジャウーが来季のカズ獲得に向けて、本格的に動きだしていることが判明。カズ自身も「(キンゼ・デ・ジャウーのオリベイラ)会長は11月にも来てほしいと言っている」とその熱意を肌で感じている。先月末からブラジル入りしている関係者が既に交渉も進めているという。

 カズにとって2度目のブラジル移籍は2年越しの夢挑戦となる。昨年12月、永住権更新のため約2週間、ブラジルに渡った際もキンゼ・デ・ジャウーの練習に飛び入り参加。高い技術とサッカーに対する真しな姿勢は、またたく間にクラブ幹部の目に留まり、1~5月の期限付き移籍オファーを受けた。その際もカズは「興味深い話だった。ブラジルは奥が深い」と前向きに移籍を検討した経緯がある。

 最終的に昨季のカズは、横浜FCの小野寺社長から直々に「来季は本気でJ1昇格を狙うので力を貸してほしい」と懇願され、ブラジル移籍を見送っての残留を決断。横浜FCの強化幹部によれば、今季も近日中にカズに対し残留オファーを出す見込みだ。

 この日、カズは自身で立案した地元小学校への訪問企画「夢で逢(あ)えたら」で横浜市内の三ツ沢小を訪ね、児童に夢を持つことの大切さを訴えた。「今回は最後だから」とスーツ姿で決め、授業後は「地元とのふれあいは大事なこと、今後もクラブとして続けていってほしい」と、来季の移籍をほのめかすような発言も残した。43歳にして再びブラジルへ。キングの“夢”に終わりはない。

 ◆キンゼ・デ・ジャウー 1924年11月創設。ホームタウンのサンパウロ州ジャウー市は人口15万人。76年から93年まで1部。94年に2部に降格し98年からは3部。カズは87~88年に在籍。今季はサンパウロ州選手権3部でプレーオフ進出も2部昇格を逃した。ホームスタジアムはゼニーニョ・マガレアンス・スタジアム(約2万人収容)。(2010年11月13日)



“伝説の日本人”カズにロベカル古巣もオファー


 【カズ ブラジル移籍へ】横浜FCの元日本代表FW三浦知良(43)のブラジル移籍を目指し、現地で交渉に当たっている関係者によれば、サンパウロ州選手権2部のウニオン・サンジョアンも、キンゼ・デ・ジャウーに追随するようにカズ獲得のオファーを出してきたという。81年創設で、アララスに本拠を置く同クラブは元ブラジル代表DFロベルト・カルロスがキャリアをスタートさせたクラブとしても有名。90年代には全国選手権の1部に定着していた名門だ。あくまでも古巣への移籍が基本線だが、ブラジルでも知名度の高いカズだけに、今なおその人気ぶりは健在のようだ。



カズの希望だった「サッカー人生の晩年はブラジルで」


【カズ ブラジル移籍へ】複数の関係者によれば、横浜FCの元日本代表FW三浦知良(43)は以前からサッカー人生の晩年は自らの原点であるブラジルでプレーしたい意向を持ち続けていたという。

 15歳でブラジルに渡ったカズは、今も“伝説の日本人”として認知されている。キンゼ・デ・ジャウーにはまだ同クラブが1部だった87~88年に在籍。強豪コリンチャンス戦で日本人としてリーグ戦初得点を決め、ジャウー市の名誉市民賞も受賞した。カズも「プロ生活の分岐点がジャウーでの88年」と言ってはばからない。そんな古巣も98年には3部に降格。カズは、2部復帰の切り札として期待されている。






今でもカズは、ブラジルでも”伝説の日本人”として有名なんですね。


ってもう、読んでいくと引退が近いんでしょうか??(~5月までの期限付き)


Jリーグといえば「カズ」ですから、さみしい気もしますねぇ。。。



あ、だいちゃん。


サインもらっておいてよかったね!( ´艸`)