鹿島・興梠2発!横浜Mねじ伏せ2位キープ
(10/25 05:01)
J1第27節第2日(24日、鹿島2-0横浜M、カシマ)2位の鹿島はFW興梠慎三(24)の2ゴールで横浜Mに2-0と快勝。南アW杯の代表からもれた点取り屋がザック・ジャパン入りをアピールし、首位・名古屋との勝ち点差8を守った。G大阪は京都に2-1で競り勝ち3位キープ。川崎は2点のリードを守り切れず大宮と引き分け、勝ち点45で5位。広島に敗れた最下位の湘南は14試合連続白星なしとなった。
横浜Mをねじ伏せたのは前半36、39分の興梠の2発。エースFWマルキーニョスが出場停止で、リーグ戦ではオリベイラ監督下で初の1トップ。2点ともアシストはMF本山からのヒールパスで、「いい所に走ればモトさんから絶対パスがくる。これでまた爆発したい」。アジア杯(来年1月、カタール)でのザック・ジャパンの招集候補50人にもリストアップされ、残り7戦で逆転の4連覇へ突っ走る。
興梠2発!V4へ「爆発できそう」
<J1:鹿島2-0横浜>◇第27節◇24日◇カシマ
鹿島が横浜に2-0と勝ち、前日神戸に勝った名古屋との勝ち点差8を守った。FW興梠慎三(24)が、MF本山雅志(31)のスルーパスにうまく飛び出し、前半36、39分に立て続けに得点。8月14日東京戦以来約2カ月ぶりのゴールは、残念ながら直前で風邪のため視察を取りやめた、日本代表ザッケローニ監督へのアピールにはならなかった。だが、調子を上げてのゴールラッシュで、Jリーグ優勝経由でのアジア杯代表メンバー入りを目指す。
水を得た魚、本山を得た興梠だった。試合序盤から、興梠は本山のスルーパスで、ぐいぐいと横浜ゴールに迫った。「スルーパスが出てくるのはいいね。まず自分を見てくれるので、走り出せば必ずボールが出てくる。すごくやりやすかった」。前半36分には、左サイドの角度のないところから、相手GKの動きをよく見て、浮かせた左足シュートを流し込んだ。3分後にはヒールパスに「事前に目が合っていたから、来ると思った」と反応。DFライン裏に抜け出し、右足シュートをたたき込んだ。
リーグ戦2得点は、09年11月28日G大阪戦以来、330日ぶり。しかもこの日は、事前に日本代表ザッケローニ監督がこの試合を視察することが発表されていた。見たかザック-。4月7日セルビア戦以来の日本代表復帰へ、最高のアピールを果たしたはずだった。
しかしこの日、ザッケローニ監督は風邪をこじらせ、直前で来場をキャンセルしていた。なんたる不運。2ゴールでチームに4試合ぶりの白星をもたらし、優勝の可能性を残す大活躍も、個人的には「見返り」は薄くなってしまった。
それでも興梠は「マルキーニョスも出場停止で不在だったし、自分が決めないとという気持ちは強かった」とチームに貢献できたことを素直に喜んだ。そして「優勝するには1つも試合を落とせない。この流れで、残り試合も勝てるようにしないと」とあくまでリーグ戦4連覇を見据えた。
単にゴールラッシュするよりも、チームの勝利、さらには優勝につながる得点の方が、代表へのアピールにつながるという見方もできる。そしてこの日の活躍も、おそらくテレビ中継でザッケローニ監督の知るところとなっているだろう。「調子は上がっている。爆発できそう。自分でも楽しみです」。生視察の好機は、必ず再び訪れる。本調子をつかみつつある興梠が、リーグVと代表復帰の二兎(にと)を追って、二兎を得る。(10/25 17:55)
ザックはどたキャンでしたか…(/_-。)
生で見てもらいたかったですが
いない方がのびのびやれたかな(笑)
テレビでも充分伝わったかと思います。
見たかザックー
そして慎三サンは、この勢いで
優勝向けてチームを引っぱってって
もらいましょ
試合のたびに笑顔とゴールを
楽しみにしています(*´∀`*)ノ