こんばんは


囲碁って、黒い石と白い石を交互に置いていくのだが・・・

ルールでは、だいたいどこに置いてもいい

でも、どこに置いてもいいからこそ

どこに置いたらいいか分からないのである(*´Д`)=з


そんな中、先日図書館で借りてきた本・・・

 お悩み解決定石問答 日本棋院

その中に・・・


”白黒二石の会話が聞こえますか?”


(といわれても・・・私にはまだ聞こえませんが)


ということで、次の写真の3図の定石の会話が載ってました
3図のカタチは良く見る形です


どういう会話かというと

”4図 「白のカカリに、黒1と一間に受けたのはだね、

      もともと隅を星の●で占めた手前、

      地がほしくて打ったわけじゃないのさ。

      白さんが手抜きでもすれば、黒aとコスミツけて攻めてやろうという意味さ」

 5図 「それを食らってはきつい。

      で、ひとまず治まろうかなと思って2とスベッてみたよ。

      次、白aが狙いさ」

 6図 「ウン。その三々は実利としてもデカイと見た。

      だから黒3と根拠を先取りして、次に黒aの攻めを狙うのさ。

      もっとも黒3ではaからツメて、外勢志向でいく手とどっちにしようか

      悩んだがね」

 7図 「黒aの攻めを食らってはたまらないから

      白4は必然。楽しい我が家の完成だ」

     「この後は、ほかに急ぐところがなければ、

      黒bがすぐに打ってもいいくらいの好点か。

      ともかく、辺を大きく発展でき、

      スピードがあるのが星打ちのいいところなのさ」”


こんな感じで会話がなされているそうです

この定石だけ、このように会話が詳しく書いてありましたが

他の定石でも、このように詳しく書いてくれている本があったらいいのになと思いました


それにしても、石たちがこんなに会話しているとは驚きです(@ ̄Д ̄@;)