こんばんは


この本、読んじゃいました(^▽^;)

昨夜は寝るのが遅くなった・・・ねむいっす・・・
雪犬の日記 ダイエット計画     ・・・第2弾始めました・・・
閉じこもるインターネット

イーライ・パリサー著 井口耕二訳 早川書房


草創期のインターネットでは探索発見をしようという

目的で検索していました

今では、目的を持って検索しています

そして、求めている答えを見つけてくれて便利です

そして検索エンジンがあなた好みの情報を提供します


このときあなたは、検索エンジンに与えられた

情報のみで囲まれることになります

これを”フィルターバブル”と著者は表現します

自分好みの情報の泡の中に入ってしまうのです


他の人は、その人に合った”泡”の中にいます

なので、同じ単語を検索しても

人それぞれ違う検索結果が表示されます

いまや、こんな状況になりつつあるのです


このとき何が起こるのか・・・

フィルターバブルの中にいると自分に合った情報だけになり

それを信じるようになります

反対派の意見は全く入らなくなるでしょう


また、インターネットにあなたはバカですねと

思われてしまったら・・・・バカな情報しかもらえなくて

そんな”泡”の中で暮らすことになります

(実験では、子供に優劣がない場合でも

先生にIQが低いと思われた子供はIQが低くなり

高いと思われた子は高くなる結果があります)


さらに怖いことに

その人に合った情報を見つけるプログラムをいじれば

検索結果を変えていくこともできて

フィルターバブル内の人はそれを信じるしかなく・・・・

結果、人々を操作することができてしまうということです


多々怖いことがありますが・・・

一応は規制したり、情報をオープンにしたり

自分の情報は自分で変えられるようにしようと

考えている人たちもいるので、まあ大丈夫でしょう

わたしは楽観的です

もちろんインタネットには良い事もたくさんありますから

でも、このように情報が集められて

検索結果に反映されていることは知っておいて損はないです