「国立アフリカ系米国人歴史文化博物館」開館式典でのオバマ大統領のスピーチ、Stunningと称される素晴らしい内容でした。
スミソニアンの19番目の博物館、アフリカ系アメリカ人の歴史に関する施設は初めてという事で、奴隷として渡ってきた人々の生活やキング牧師で有名な公民権運動、それ以外にも音楽の歴史など、非常に充実した資料や映像が揃えられているという事です。
この博物館や、新20ドル札(奴隷解放運動家ハリエット・タブマン氏の肖像)決定もあった一方で、
連日のように警官による黒人弾圧的な射殺事件が相次ぐ、サンフランシスコ49er's のクオーターバック、コリン・キャパニック氏が国家斉唱時、起立せずに座っていたことに対して、白人警察官が49er's の試合の警護をボイコットするなど、
今明らかに米国内で、特にトランプを支持するような白人『貧困』層中心に、過去の栄光、既得権を暴力的に巻き戻そうとするような動きが出て来ています。
ここがアメリカと言う国、国民が試されている正念場では無いかと感じています。