http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201601/20160128_23001.html
お役所仕事の典型、と批判が相次いだ話。
少子高齢化や過疎化が深刻化する中で、地方病院の診療科縮小や病院自体の破綻などのニュースは枚挙に暇が無く、これ以上莫大な建設費と維持費をかけて僻地に病院を置く事は難しくなっている中で、田舎の公立病院潰しが既定路線なのはやむを得ません。
そうした医療インフラ不足を解消する為に、地域包括ケアの推進とも呼応する形で、無床の診療所と介護施設の組み合わせや、高齢者への見守り機能も兼ねたITを活用した遠隔医療体制整備、ドクターヘリの拡充等、多角的なアプローチで緻密なシステムを作るべき、と以前から主張してきました。
この八戸工大と共同開発した試作車輛3号機のドクターカーも、そうした一環として有効活用出来るだろうに・・・
一番マズいのは、『運用開始予定の10月から4カ月近くがすぎても答えを出せない』という所。何でこう鈍くさいのや!
そうこうしている内に、現場の判断で逸脱行為や事故などが起きてしまえば、結局宝の持ち腐れになってしまう事も有り得る訳です。