さて、本日は深刻、且つテコ入れ急務な日本企業の衰退について・・・。
高機能にする事で差別化して高付加価値をゲット、なんて、昔の日本の御家芸は、もう通用しませんよね。これからも無理です。
そんな中で、『一生懸命作った物を輸出して、稼ぎ出した御金で殆どの必需品を輸入して、生活全てを成り立たせている状態』な訳だから、『川上インフレ・川下デフレ』とか、海外経済がちょっと落ち込めば、直ぐに業績不振、みたいなジリ貧構造を大きく改革しなきゃ、どうにもならないよ～～ (｡＞0＜｡)
以前ここで御話した事のある知人で、クラシックカーの輸出をしている人も、ただただ円高に手をこまねいて、政府に対して愚痴をこぼし続けているだけ。申し訳ないけど、それでは『浮かぶ瀬』は無いでしょうね。
少し前に、NHKスペシャルで、『メイドインジャパンの命運』という特集をやっていました。
そこで東芝が、100万円（！）という高級テレビ（Cell Regza)を作って、世界最大の見本市に展示した所でバグってテレビが動かなくなってる場面をバッチリと映していて、かなりビックリしましたよ～Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
東芝は、『全国から精鋭100人集めてソフト開発しました！』と胸を張ってたけど・・・、
これこそ専門家が失笑した点で、『平均的に優秀なプログラマーが100人居ても、グレートなソフトは出来ん』のが常識。或る特定の部分のスペシャリスト＝トンガッた一握り、が絶対に必要な訳で、基本が全く分かってないね、って事。
それと家電も車も、結局今まで『手先の器用さ、丁寧さ、繊細さ』で突出してきた『日本のものづくり』とは、全く異なるシステム開発が製品の肝になってしまったんだ、という事を改めて印象付けた訳です。
何か、凄く日本企業の問題を如実に表していて、確か相前後してトヨタの問題が起きたタイミングだったので、結構暗い気持ちになってしまいましたよ。
ちょうど今日は龍馬伝！！彼だって、当時の状況に地団駄踏みながら、忸怩たる思いを持ちながらも、もがいてたのよね。諦めたら終わりぜよ～ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆
