新しい1人旅行の楽しみを覚えた。
いや、もしかしたら田舎や島ならではなのかもしれない。
レンタバイクで原チャリ借りたらある程度近場走れるし安いし
日頃乗らないからたまに乗ると意外と気持ち良かったりするよね。
昨日、礼文島で1泊した時に夜行った居酒屋の隣にスナックがあったんだ。
なぜだろう?たまたま気と足が向いた。
最後にママの年齢を聞いたが64歳だったそうな。
60代であの綺麗さはなかなかすごいな。
久しぶりにカラオケをした。
流行りの曲は知らないけど少し古い曲が分かる分、すごく自信を持って歌えた。
「歌詞が良い曲が好きなんだね」
どうだろう?
基本は歌詞がどれだけ良くても曲調がピンと来なかったら歌詞だけ頭に残るけどその曲自体はほぼ聞かない。
むしろ歌詞微妙でもなくても曲調良ければ聞いちゃうし、バンドであろうがオーケストラであろうがピアノであろうが歌い手がいなくても聞けてしまう。
よくイントロが長くて〜とか、カラオケでアウトロを消す人がいるけど
全て踏まえて1つの曲としての完成だし、イントロやアウトロだけでも聞いていたくなる。
ただ単純に
昔の曲の方が時代的に何もなかった分、直球な歌詞が多い。
携帯がないから電話をする。
待ち合わせは相手が来なけりゃ待つしかない。
アプリやSNSがないから出会いの数が少なく貴重だからこそ一期一会を大事にするしかない。
選ぶ事が出来ない。
その不便さが、広く出来ないのであればその狭さの範囲内で深く掘っていくしかなかったのだろう。
ドリルもない、スコップもない
素手で掘って掘って掘り当てるしかない。
堀内健って感じ。
もしくはホリエモンって感じ。
ママがとある曲を歌った。
その歌詞の中に、妹に会えない寂しさを綴った物があった。
たまたま妹はお店に来ていた。
旦那さんと娘さんと。
どうやら島に住んでる訳ではなく8年ぶりの再会らしい。
ママが涙を流したんだ。
「ママ、俺たまたま今日遊びに来てるだけだし酒飲んでカラオケ歌えりゃいいから妹さん家族と団欒しなよ」
田舎に旅行に行く事が多いから
飯を食べに行くだけで家族連れを見かける事が多い。
楽しそうな家族、会話のない家族、愚痴っぽい家族
どの形も家族なのか?
ただ1人の男と1人の女が結婚してセッ⚪︎スして産まれた人間がいて血液やDNAが似ているだけ。
高3の時の担任が1年しか付き合いないのによく心配してくれた。
「卒業したら何したいんだ?」
「お前母ちゃんと仲悪いのか?」
「この単語の意味何だっけな長谷川くん?」
「お前は東京行ってやりたい事やった方が合ってるんじゃないのか?」
三者面談の時も母親に
「彼は頑張ってますよ、勉強してなきゃこんな成績出せないですよ」
と母に鞭打ってくれた。
ホストを始めた時も電話をかけてくれた。
「ホントにやりたいならやればいいけど大変だろうし怖い事たくさんあるぞ」
家族じゃないからこそ出来る話なのかもしれないけど、家族よりも他人に出来る話などそうそうないと思っている。
この人が親父だったらいいななんて思った。
この人が母だったらいいな、
この人が兄だったらいいな
無い物ねだりだよな、隣の芝が青く見えているだけだよな。
欲しい物はたくさんあった方がいいだろう。
その欲が人間を努力させる、強くさせる。
だけど反面足りない、弱い。
だから手にある物だけで生きていくしかない。
弱さを強さに変えていくしかない。
自分の弱さを知っている人間の方が強くなれる気がする。
自分が強いと思っている人間は強く見せようとしてしまってそれが見透かされている事が多い。
強いと思っていた事がそうじゃないと自覚させられた時に立ち上がれない事が多い。
弱くていいんだよな人間って。
弱さを見せろってきっとそうゆう事なんじゃないかと思う。
全然話変わったし長くなってしまった。
文に残すと言う事は 証 だと思うし、
言葉と同じで 魂 が籠っていると思う。
下手な文も言葉も出すものじゃないよな。
日々よく思う。
読んでくれてありがとう。
んーコンビニが地味に遠いなー。