先ほど書いた「子どもを信じて何が悪いのか?」の続きです。
読んでない方は下記URLからお読みください。
→ https://ameblo.jp/yukiya-happy/entry-12459664975.html
それでも本当に宿題は必要なのか?
もちろん、これも「宿題をしたい」と言う子にはさせてあげればいいと思います。
でも宿題をしたくない子どもに強要する権利が学校や親にあるのでしょうか?
宿題に学力向上の効果なしという研究の結果は出ていますが、学校での「お勉強」はどうでしょうか?
学校のお勉強というのは、どちらかというと受動的なもので、興味があろうがなかろうが義務的に学ばされるから宿題と同じで「やらされてる感」が半端ないです。
必要のないカリキュラムを頼まれてもいないのに子どもたちの前にどんどん積み上げていき、強制的に学ばされる。
これではますます勉強が嫌になるでしょう。
何が勉強を難しくしているかというと、勉強が嫌で嫌で仕方ない子どもたちにまるでハンマーで叩き込むかのように無理やり教科を詰め込んでいく、そのやり方ではないでしょうか?
与えられた課題をこなすだけじゃなく、自分で何を学ぶかを自分で選ぶ事の方が大切だと僕は思う。
だから僕は学校に行かなくても子どもたちの可能性に目を向ければ、子どもたちは自ら学ぶべき事を学ぶべきタイミングで自ら学んでいくと信じています。
子どもって凄いな。可能性の塊だな。と。
「学校に行けば色んな出会いがある」と言う意見もありますが、たまたま同じ年に生まれた同じ地域の子たちが集められた閉鎖的な場所(学校)での出会いで学べる事より、自らの足で色んな人に会いに行った方が多くの事を学べるのではないでしょうか?
人との出会いが大きな学びになるのは、自分が会いたいと思った人に自分から会いに行く時です。
そこで自分と違った考え方や、人との関わり方、コミュニケーション能力も身につく。
だからゆたぼんは自分が会いたいと思った人たちとたくさん出会って学びを深めているわけです。
それに対して「金儲けに利用している」とか、訳の分からない批判がありましたが、会いたい人に会いに行って金儲け?って、どういう思考をしているのか甚だ疑問です。
他にも色んな意見がありました。
たとえば、高須クリニックで有名な高須克弥さんはこのようなツイートをされましたが、なぜ試験のない世界で遊んでいると常識知らずになると言いきれるのでしょう?
学校に行く発展途上国の子どもにバカにされるのは気にするのに、なぜ、10歳の子どもをネットで袋叩きにする大人がいる日本の現状は気にしないのでしょう?
確かに学校でしか経験できない事はあるかもしれませんが、それを経験していないからと言って社会で生きていけないとは限りません。
何より子ども自らが「行きたい時だけ行く」という選択をしているわけなので、子どもの気持ちを尊重してあげるのが大切ではないでしょうか?
学校に行かないまま「成人したら困窮する」というのも、勝手な想像でしかなく、実際は自分だけの生き方を見つける可能性もあるわけです。
もちろん、意見を言ってくれるのは有り難いですし、僕もそこから学べる事があると思います。
しかし残念ながら、多くのコメントは意見と言えるものではなく、そのほとんどが「誹謗中傷」です。
言うまでもありませんが、意見と誹謗中傷はまったくの別物です。
誹謗中傷とは根拠に基づかないで相手の悪口を言って傷つける行為です。
そして「子どもより大人の方が優れている」という思い込みから「10歳の子どもに何がわかるんだ!」「ガキが偉そうな事を言うな!」などの言葉をぶつけます。
しかし「子どもを一人の人間として扱う事」はとても大切で、これはアドラー心理学でも言われている事です。
それに実際、子どもの方が優秀なんですよ。
なぜなら、これは人間だけでなく植物や動物にも言える事ですが、種として優秀なのは後に生まれた者たちだからです。
だから僕は、僕より僕の子どもたちの方が優れていると認め、一人の人間として信頼しています。
逆に子どもや若い人たちを見下し、批判している人は進化に乗り遅れていると言えるでしょう。
ゆたぼんの友だちには「学校を行かない選択をした友だち」もたくさんいますが、みんな学校の中にいるより、学校の外でより多くの事を学んでいます。
みんな目いっぱい遊んでいます。
そして子どもは「遊び」の中から没頭する能力や関心を一点に集中する力を身につけます。
それにもしかしたらその「遊び」が将来の仕事に繋がる可能性だってあります。
20年前にYouTuberという「職」が誕生するなんて誰にもわからなかったように、未来の事は誰にもわかりません。
AIがどんどん普及していき、人間がやっている仕事をするようになれば、新しい仕事だって出現するでしょう。
新しい仕事が生まれれば、新しい考えや新しい価値観、新しい概念も誕生するはずです。
何が正解かなんて誰にもわかりません。
だったら子どもの可能性を信じて、子どもが熱中できる事をさせてあげる事が大切だと思いませんか?
現代の子どもの考え方を批判するのではなく、応援してより良い世界にしていきませんか?
実は昨日ゆたぼんと一緒にFMぎのわんにゲスト出演する事になっていたのですが、その前に知人から沖縄で茂木健一郎先生の講演会がある事を教えて頂きました。
ゆたぼんに伝えると「行きたい!」と言ったので一緒に行ってきたのですが、ラジオ収録があったので途中で抜けさせて頂きました。
茂木先生は「生きがい」について語っておられ、脳のドーパミンを出すと良いそうで、その為には新しい事へのチャレンジが大切と言っておられました。
今まさに僕たち家族もしている所ですが、新しい事への挑戦って大事ですね!
講演会スタッフの方にゆたぼんが名刺を渡し、茂木先生にも渡してもらえるようにお願いしました。
するとその後、茂木先生から連絡を頂き、直接会ってお話しする事ができたのです。
さらに対談動画まで撮らせて頂きました。本当にありがとうございます!
動画はゆたぼんが持っているのでゆたぼんがYouTubeにアップすると思います。
茂木先生は今朝、ゆたぼんと会った印象を動画に撮ってアップしてくれていました。
本当に有り難いです。
と、まぁずいぶんと長い文章になってしまいましたが、ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
僕の気持ちを書かせて頂きました。
何か聞きたい事があるならコメントください。誹謗中傷ではなく、意見に対してなら答えられるかもしれません。
考え方は人それぞれなので反対意見の人がいてあたりまえです。だからこそ、お互いに学べる事も多いのではないかと思います。