東日本大震災から６ヶ月。
そして今日は、
アメリカ同時多発テロ「９・１１事件」から
１０年目。
亡くなられた方達のご冥福をお祈りすると共に
被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
今年３月１１日に起きた
東日本大震災。
震災直後、
毎日テレビでは震災の映像が流され、
世間では自粛モードが高まりました。
自粛モードが高まった後、
今度は自粛を自粛するようにと声が上がり、
大切なことがなんなのか、
多くの人が見失いがちになってしまいました。
そんな中、
パーソナルモチベーター、
セラピストでもある石井裕之さんが、
こうおっしゃいました。
自粛を強制するのは
たしかに間違っているけれど、
「心から喪に服して活動を自粛したい」
と思っている人を煽り立てるのも、
またずいぶん雑な態度じゃないか。
どっちにしても形ばっかりで、
心ってのが見えなくなってるんだ。
【石井裕之さんの名言】
「右へならえ」する
集団心理から、
人は大切なものを見失う。
そう、
多くの人は心を見失った。
１ヶ月前に書いた僕の記事
東日本大震災で亡くなられた方の数は、
１万５０００人を超え、
行方不明の人の数は４０００人以上。
そして今なお避難生活が続く
たくさんの人たち。
被害にあった人を
数だけで語るのはとても恐ろしい。
その１人１人に家族があり、
ドラマがある。
たくさんの人が議論する。
「こうするべきだ」
「ああするべきだ」
本当に？
本当に・・・
そうじゃないとダメなのか？
形ばかり気にしすぎていないか？
人の目ばかり気にしすぎてないか？
見せかけの情報に惑わされて、
“心”を見失っていないだろうか？
東日本大震災という自然災害。
どこに向けていいのかわからない
“怒り”や“不安”
“恐怖”や“苛立ち”
まぁ、
人工地震であるという情報も
あったりするのですが・・・
真相がはっきりしないので、
なんとも言う気はありません。
ただ、
犯人探しを始めてしまうと
それはどこまでも止まらない。
犯人探し。
「犯人探し」という心理は、
自分以外の誰かが悪いことになれば、
自分が責められずに済む。
誰かのせいにして、
“誰か”や“何か”を責めずにはいられない。
あなたは、
誰かが誹謗中傷を始めたからといって、
それに便乗してしまっていないだろうか？
誰かのちょっとした発言にも、
敏感に反応して、
責め続けてしまっていないだろうか？
そしてもう一つ。
あなたは悪くないのに、
自分のせいにしてしまっていないか？
自分の中だけに、
抱え込んでしまっていないだろうか？
色んな情報が行き交い、
慌ただしい日常の中で、
僕たちは大切なことを忘れてしまう。
“こころ”
心をもう一度見つめなおしてみよう。
今、日本は、
いや世界は、
危機に直面していると言う。
“危機”という字は、
『危ない』と『機会』と書く。
そう、
危険の中に新しい機会がある。
どんな状況の中でもチャンスがある。
生きているのだから。
生きているのだから。
あなたも僕も生きているのだから。
「犯人探し」や、
誰かへの攻撃をやめて、
目の前の一歩を踏み出そう。
見失ってしまっているものを
心の目で見つめ、
一歩、一歩踏みしめて、
歩いていこう。
僕たちは進んでいく。
歩き続けることができるから。
今日という日が、
あなたにとって輝く一日であることを、
心から祈っている。
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