自分の番
いのちのバトン
父と母で二人
父と母の両親で四人
そのまた両親で八人
こうしてかぞえてゆくと
十代前で千二十四人
二十代前では―？
何と百万人を越すんです
過去無量の
いのちのバトンを受けついで
いまここに
自分の番を生きている
それが
あなたのいのちです
それがわたしの
いのちです
【相田みつをさんの名言】
私たちは決して、
ひとりで生まれたわけじゃない。
そして、ひとりで生きているわけでもない。
あなたの先祖が、
何万年もつないできた命のバトン。
今、あなたの番。
今、あなたの番。
今、あなたの番。
あなたの番なんですよ。
あなたにバトンを渡すために、
先祖はみんな命をささげてきた。
やがて、
あなたも私もいつかは去る。
この世を去る日がやってくる。
次の人にバトンを渡す日がおとずれる。
次の人にバトンを渡さなくてはいけない。
それまで、精一杯
生きてみない？
もう少しだけ明るく、
笑顔で過ごしてみない？
バトンを渡し、この世を去る、
その日まで。
楽しみながら生きてみない？
時に出会いが奇跡を起こす。
誰かの心を育てることができる。
誰かの魂を育てることができる。
かけがえのない命に感謝して、
次へとつなぐ魂のバトンを、
私は笑顔で渡したい。
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