「おまつり、終わっちゃうの?」 | 日々の凧あげ通信アネックス
【あらすじ】東京の西のほうに暮らす、ぱっとしないライター・ゆきよは、今晩も、UFOキャッチャーでとってきたお気に入りのクマのぬいぐるみ・たらおと会話するのであった。

――たらお、焼肉くさい…。
「それは、ゆきよさんが焼肉屋に連れていったからじゃない!」
――うーん、たまには外でたらおの写真を撮ろうかなーと思ったんだけど、40女がヌイグルミを持っているという絵面はやっぱ厳しいよなーと思ったら、かばんから出せなくなっちゃって…。かばんの中でも、匂いついちゃったねえ。後でファブってあげるからさあ。たらおごめん~。
「ほんとにもう、かんべんなのよ。」
――しかし今日も疲れた。今すぐ横になりたい。
「そう言わず、なんか更新しなさいよ。」
――そうね~…。
焼肉やの隣で、小さな盆踊りやってて、盆踊り終了タイムに通りがかったら、6歳くらいの男の子が「おまつり、終わっちゃうの? おまつり、終わっちゃうの? おまつり、終わっちゃうの? おまつり、終わっちゃうの?」って繰り返してて、なーんか悲しい気持ちになったかな。
「祭りは、終わるわよね。」
――そう、終わるのよ。
あれ、あの感じで、「死んだらどうなるの? 死んだらどうなるの? 死んだらどうなるの? 死んだらどうなるの?」って訊くんだろうなあ~って思った。
「まあ、子供の頃って、終わりが来ることが想像つかないものね。」
――年取ったほうが、終わりが想像つくようになるものねえ。
20歳の時に死にたいって思ったりするのって、死に美しいイメージがあるからだよね。若い人ほど死がファンタスティック。
今私、病気とか怖くてしょうがないもん。病気になったらお金払えないなーとか真剣に思うもん。死って全然美しくないもん。
「そう思えるのは、精神的に、健康になった証拠だと思うわよ。」
――心が病気の人は生きること自体が辛いからねえ。死=辛さからの脱出、みたいなとこがあるから。まあ、私、今はすげー生きたいので、健康なんじゃないのかなあ。
子供育てたことないからわかんないけど! 子供のリピート質問って、みんな、どうかわしてるのだろうか…。
「死んだらどうなるの、へのアンサーとか?」
――そうそう。私の親は「死んだらおしまいっ、うるさいっ」って言ってた気がする。
「どこもそんな感じじゃない? まともに相手する家庭のほうが少数派でしょ。」
――そうなのかな~。ちょっとだけ知りたいわ。子供いる友達に、こんどきいてみよう…。


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お蔵出し写真シリーズ、私主催のイベント、2007年、GIRL POP CRAZY! 第一回目の様子@新宿エイトビットカフェ。テーマはクリーミィマミだったんだよねえ。あの時点ではこんなにマミビジネスが広がるとは予想だにしなかったけど…。そういえばあの時、お願いしてなかったのに、エイトビットのスタッフの女の子たちが、学生服コスプレしてくれたんですよ。すごい可愛かった! キラキラしてたよねえ。


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マミといえば、DOLLZっていう、こういう画像が人気だったよなあ…。

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こんなのとかね! ここにけっこう画像あるね