私のRG50ガンマは、未だにいろんな所へ連れて行ってくれていますが、今回は日帰りで5県(千葉、茨城、埼玉、栃木、群馬)を周るという目標を立てました。
もちろん、イヤになったら途中でも引き返します。
だって、家を出たのが11:00ですから。
で、その行程はヒミツです。
だって詳細に行程を書いたら、私の住所がおおよそ分かっちゃうじゃないですか。
なので、下記に書いた通りに走ったとは限りません。
でも1日で下記の場所へ行って、帰ってきたのは事実です。
暗くなっちゃったけど。
まずは千葉県から。
千葉県野田市であります。
利根川を挟んで茨城県境町とを結ぶ、境大橋の野田市側です。
この境大橋を渡ると茨城県境町です。
茨城県側に『道の駅さかい』があるので寄ってみます。
『道の駅さかい』です。
写真の右側に四角い建物が写っていますが、同じ建物が2枚上の野田市側から撮った写真の右側にも写っております。
トラック荷台の上に写っているのが境大橋の茨城県側です。
これで千葉県と茨城県の2県クリア。
そして必殺技のここです。
え、なんだか分からない?
これで分かったかな?
ここは群馬県、栃木県、埼玉県の三県境なんですよ。
平地の三県境は珍しいそうです。
三県境は他にもありますが、険しい山の尾根だったり、川の合流地点中央だったりして、気軽に立ち入れる所は限られているようです。
これで目標の5県制覇となります。
その昔、足尾銅山鉱毒事件で渡良瀬川遊水地を造ることになり、渡良瀬川は人工的に流路を変えることになりました。
このことにより、容易に立ち入れる三県境が現れました。
渡良瀬川遊水地の一部にハート形の谷中湖があります。
小学5年か6年ときの国語の教科書で『田中正造』っていうのが載っていて、足尾銅山鉱毒事件が記載されていました。
足尾銅山鉱毒事件は日本初の公害事件と言われ、国会議員になった田中正造が生涯をかけて、国に立ち向かいました。
当時の日本は外貨の獲得や資源の調達が急務であり、谷中村を廃村にしてまで渡良瀬川へ遊水地を造って、鉱毒を沈殿させようとしたと記憶しています。
一度鉱毒を含んだ水で決壊したと書いてあったような。
故に、渡良瀬川遊水地は足尾銅山から出る銅を含んだ鉱毒の溜め池だったのですが、現在はラムサール条約に登録されるほどきれいになりました。
近くに『道の駅きたかわべ』、『道の駅かぞわたらせ』があります。
と、展望台から下りると、私のガンマに6人ほどの方々が集まっていました。
え、なに!?
『すげぇよ。』
『なつかしいな。』
どうやら、私と同年代の方々が見てくれているようです。
写真を撮っておけばよかったな。
初期型ガンマに乗っていたとおっしゃる方といろいろお話しました。
奥様と思しき女性が傍らでニコニコされていたのが印象的でした。
夫婦でツーリングとは本当に羨ましい。
うちの嫁さんはゼッテーにムリ!
世の中に『絶対』はないと言いますが、これに関しては『絶対』が使える好例です。
道の駅ですきやきうどんを食べて出発しようとすると、125ccのアクシスに乗った方が突然ガンマに横付けしてきました。
そして、にっこり笑って、『こんにちは!』って挨拶してくれました。
あ、どうも、こんにちは。
アクシスの方
『道の駅にすごくきれいなガンマが停まってるって聞いて、吹っ飛んできたんですよ。
なんで、その場で電話してくれないの!って言っちゃいましたよ。』
その方もRG50ガンマに乗っていて、写真を見せてもらうとCM型のようでした。
『俺もガンマに乗ってくればよかったなぁ。』
「私も是非見たかったですよ。他のガンマを見たことないので。」
『写真をとってもいいですか?』
「どうぞどうぞ。」
反則技を使った感じですが、なんとか1日で5県周りました。
楽しい1日でした。