実は、ネネちゃんは公立中学進学の予定でいました。
低学年の間は音楽やダンスなどの習い事に忙しい日々でした。
公立の方が通学の時間もかからず、他のことに打ち込むにはいいと思ってました。
4年生の冬前。
中学受験したいと言い出したときには大慌てですよ
その時は言葉足らずでしたが、6年生になって改めて話していると彼女の気持ちがよく分かりました。
うちの子、親が言い切るのもなんですが(笑)全くもって天才児とかではありません
ごく普通~~の女の子です。
ちょっとお姉ちゃん気質なくらいです。
通っていた小学校に問題がありました。
残念ながら学力レベルが低いとされる地域でして。
小学校高学年になるとグループワークなどがありますが、担当を決めても他の子達は調べても来ない、文章も作ってこないらしいのです
先生に言っても、
「まだ出来てない人を手伝ってあげてね」
と言われるだけで、結局すべて押し付けられる。
いざ発表の時は自分がまとめたものをグループの子達が音読する状態
大人しい真面目な子に、
ふつふつと溜まっていく不満。
私はボランティアしに学校行ってるんじゃない!
ついにそう言いきったネネちゃん。
言葉にしたのは私の前でですけど。
長女らしい性格なので、ネネちゃんは頼られると嬉しいのかな?と思っていた私もバカです。
機会があるごとに、誰と同じ班になったの?と聞いていましたが、
◯◯くん
◯◯ちゃん
出てくるのは落ちこぼれ気味のちょっと手助けがいる子達ばかり。
明らかに先生が、ネネちゃんとそういう子がペアになるように組んでたと思います。
もしかして、サボった子の方が得をしてない??
他の子のフォローしても何も評価されない??
そんなのって変だ。
だけど学校で誰にも伝えられない。
お友達と対等に、何かを成し遂げるという経験をさせてもらえず。
だから外に仲間を探しにいこうとしてる。
自分に合う環境を求めている。
一年遅れのスタートでしたが、精一杯やって出られるところに出してあげよう。
そう思いサポートしてきました。
ほとんど準備してない娘を、入塾させてくれた浜学園に感謝
ヒーヒーついていきましたが、一通り身につけてもらいました。
中学受験は未熟な年齢で乗り越える、特殊な受験です。
親の意向の方が強いご家庭も多いでしょう。
本当に背景は様々ですよね。
無事合格を手にしたネネちゃん!
これからは自分よりも良くできるお子さんたちをみて、いろんな刺激を受けながら、のびのびと過ごして欲しいです