睡眠の基礎編として、
- なぜ睡眠が必要なのか
- 必要な睡眠時間はどのくらいか
- 質の良い睡眠とはどんなものか
以上の3点をお伝えしようと思います。
睡眠はほとんどの方にとって、なくてはならないものです。
そもそもの話ですが、なぜ睡眠が必要なのかと言うと。
- 「脳や身体の休養」
- 「疲労回復」
- 「免疫機能の増加」
- 「記憶の固定」
- 「感情整理」
大きく分けると、以上の様な重要な役割があります。
特に『頭痛を治す』という観点からですと、1.2.3.5.は関係が深いです。
自律神経の回復、筋肉のコリを無くす、炎症反応の正常化、ストレスの軽減、などが大きな理由です。
つまり、「良い睡眠なくして、体は治らない」と言っても過言ではありません。
そして、栄養や運動は、サプリメントや機械などで補助できますが、睡眠はそれが難しいです。
ですので、睡眠の質を良くして、量を確保する工夫が大切とっても大切なのです。
では、『睡眠の量』はどれだけ必要なのでしょうか?
統計データでは、7時間睡眠が1番死亡リスクが低いと言われています。
しかし、睡眠時間は年齢や、日照時間とも関係があり、個人差も大きいです。
年齢の目安は、10歳までは8~9時間、15歳で約8時間、25歳で約7時間、45歳で約6.5時間、65歳で約6時間
日照時間は、最も日の短い12月から1月に睡眠は長くなりやすく、6月から7月の初夏に最も短くなります。
個人差は、ほとんど寝なくていい人から、約12時間必要な方まで様々です。
つまり、特定の睡眠時間にこだわり過ぎるの良くないと言う事です。
こだわり過ぎると、かえって睡眠が浅くなったりデメリットも増えるので注意が必要です。
睡眠時間において重要なことは、データや自分の体調を参考にして、自分の体を知ることが大切なのです。
次に『睡眠の質』についてです。
質の良い睡眠とはどんなものでしょう?
厚生労働省では次のように定義されています。
- 規則正しい眠りと覚醒のバランスが維持できており、日中と夜のメリハリがある
- 十分な睡眠時間が確保できており、昼間に居眠りをしたり強い眠気に襲われたりすることが無い
- ベッドや布団に入ってから適切な時間で眠れて、夜中に目が覚めることが少なく、睡眠時間が安定している
- 朝スムーズに目覚めて、起床後にすぐに活動できる
- ぐっすり寝たという感覚を得られて、昼間の疲労感が少なく、心身共に健康な状態で過ごしている
これらがすべて満たされている方は100点満点です!!
睡眠が良いと自己治癒力も高い状態なので、体の改善も早く起きます。
良い状態を今後も是非維持してください。
今回は基礎編として、
- なぜ睡眠が必要なのか
- 必要な睡眠時間はどのくらいか
- 質の良い睡眠とはどんなものか
以上をお伝えさせて頂きました。
もし、気になる点がある方は改善するお手伝いをさせて頂ければ幸いです。
具体的な対応策などは、続編の記事を参考にして頂いたり、お問い合わせして頂いたり、お力になれれば嬉しく思います。
※続編の記事はしばしお待ちください