絶縁されたあと、私はすぐに母の連絡先を全て消しました。

そして『もうこの世に母はいない』と脳に思い込ませるようにしていました。

それでも気分が落ち込んだときにふと思い出してしまう。

それは瞬く間に憎悪に変わり、それに気づいた瞬間、

『もういない』と自分を騙し込む。

こういったことをかれこれ1年以上続けています。

 

そういった中、突如として母から電話がきました。

分かっていれば当然出ないのですが、

ちょうど外部の方との電話が終わった直後で

『先程の方かな?』と、思わず電話をとってしまいました。

すると電話の向こうから母の声がしました。

私は一瞬固まったあと、すぐに電話を切りました。

たった一言声が聞こえただけなのですが、

体中の血が沸騰してみるみる頭に血が上るのが分かりました。

1年以上ぶりに聞く母の声。

私が『いない』と騙し続けて必死に感情をコントロールしていても

感情は一瞬にして全ての過去を呼び起こします。

恐らく自分の中で納得がいっていないまま押さえつけようとしているからだと思います。

だから少しでも何かがあると、すぐに感情が爆発してしまう。

ただただ自分にとって何も良いことはない。

頭では分かっているのにいつまでたってもうまくできない自分にも不甲斐なさを感じます。

 

”愛”の対極は”無関心”だと聞きます。

嫌いだとしても何かしらの感情を持っているうちは

その人に”興味”があるのだと。

早く”無関心”の境地にいきたいけれど、まだまだなんだろうな。