妻はまだ、眠っています。状態は横ばい状態です。レントゲンではかなり肺炎が改善されたものの、肺そのものの機能低下があり、回復をまっている状態です。最近は子供もママのことを聞いてくるようになり、ちょっと返答に困っているときがあります。でもできるだけ、そのまま伝えています。
たまにうっすら目を開けているような時がありますが自覚しているのか分かりません。血球的には良いとはいえませんがとりあえず前回の移植の時の状態に近い数値だと思います。炎症反応がまだ高いですが。 
 以前、妻と移植提供してくだったドナーさんに私がお礼の手紙を書いてはどうかといったことがあります。そのころはGVHDの症状がでていたものの、まだ退院のめどが無く、本人も感謝の気持ちはあるけれどもまだその気になれない、または、疲れや、手の振るえなどから手紙を書けないなどのことで様子を見ました。手紙のやり取りは移植ご1年以内までたしか2通までだったので〆ぎりぎりの時期に私が下書きし、妻に聞かせ承諾を得て送封させていただきました。せっかく提供してくださったのに、返事なしでは、やはり患者さんのことが気になるとだろうと思い、何より命の恩人なのですから。もちろん移植しても逝ってしまう人や苦しんでいる人もいますが、私はここ1年あまり病院通いをし骨髄移植を待っている方と少なからずお話しする機会がありました。みなさんの言っていることは「不安だなぁ・・でもうまくいってほしい」患者さん同士で移植の体験を話しあい、励ましあっていました。後から移植入院の方がほんとにすんなり退院なんてのもたくさんみました。中には移植したが本当にうまくいかず後悔している方もいるかもしれません。そういった方はもしかしたらお手紙などは出さないかもしれませんが、骨髄バンクに登録していただき提供してくださった方に、感謝の念と希望を一瞬でも持っていたのは間違いないと私は思っています。
P.S. 妻のブログなのに私意を多く書いているのですみません。