
地上3歳女の子と天使の女の子のアラフォーママです。
ブログを書きたい書きたいと思いながらも、月日は経ち……文章にするのってエネルギーいりますよね。特にこういう話題だからこそ。
なぜやっと書く気になったかというと、自分の経験を誰かに届けなくちゃいけない気がしたから。
「なぜ自分だけこんなに大変な思いをしなくちゃいけないの」
そんな気持ちにもなるけど、それでもやっぱり自分だけじゃない、誰か同じような立場の人がいるはず。
お空の子を思うと、誰かのお役に立ちたいという気持ちが沸いてくるのです。
次女は、妊娠中にお空に旅立ちました。
こんな辛い思いしたくない。大切に想っていたお腹の子だから、もう子供は望まない。この娘が最後の子。そう思っていたけど、やっぱり子供が欲しいという気持ちも芽生えはじめて。その気持ちに気付きながらも、見ないように、本当の気持ちに許可を与えられなかった。
喪失後、自分との対話を深める中でこの気持ちを受け入れ、夫に打ち明け、また赤ちゃんを抱く未来を共に夢みようと想いを共有しました。
第一子、第二子ともに、不妊治療。
もう来ることはないと思っていた不妊治療のクリニックのドアを再び叩きました。
精液検査を実施。
するとまさかの…
0匹。
見つかりませんでした。
えっ… 頭が真っ白になりました。
0…
次子を望むに当たって、また健康な子に産んであげられなかったらどうしよう、時間も経ち年も重ねたし…と悩みました。
それがまさかの精子0とは。
そもそもの不妊の原因は夫にあったものの、この結果は予想しておらず(数がもっと少なくとか運動率の衰えはあるかもと話していましたが)
きっと夫もショックだったに違いありません。
帰りの車はお互い妙に口数が少なくなりました。
その2週間後に、再度精液検査を行いましたが、結果は同じでした。
TESEに対応できる病院に行くことになり、地元の大学病院へ。
そこでは今後についてとても丁寧に説明くださり、1ヶ月後再度精液検査をすることに決めました。
大学病院って忙しいイメージありますが、1時間くらい説明してくれた気がします。とても気落ちしていたところだったので、とても嬉しかったです。
カメペースで進んでいます。
クリニックにいったら周期に沿ってわ〜っと進んでいくことを想像していたので、ぽかーんとしてしまった感も。
でも見方を変えると、喪失後(産後)8週で仕事復帰し、喪失した現実を受け入れられないまま2年ぶりの仕事に(第一子育休中の第二子妊娠だったため)てんやわんや、平日はワンオペ育児、休日も夫が土日出勤でワンオペ日が多く、身も心も疲弊していたため、休憩が必要だったんだ、グリーフケアの時間なんだ、と与えられた時間と思えています。
お空の子と自分に向き合う時間。
自分は何を望んでいるのか丁寧に心の声を聞く時間。
どうなるかは分からない。どんな結果が待っていたとしても、レインボーベビーを待つ時間として、今を大切にしたい。
それが今の心境です。

