ここのところずっとブログに手をつけていなかったが、
なにもしないでいたわけではない。
いま書いている本(『昭和芸能界史第三巻』)の
昭和44年部分の出版文化の状況を調べ、
原稿書きするために当時、
出版された本を読み続けていた。
・藤原弘達が書いた『創価学会を斬る』
・高橋和巳が書いた『わが解体』
・三島由紀夫が書いた『文化防衛論』
・ドラッカーが書いた『断絶の時代』
・庄司薫が書いた『赤頭巾ちゃん気をつけて』
これが昭和44年に話題になった本。
特に、三島とドラッカーに手こずった。
ドラッカーの本は500ページを超える大著だった。
この続きで、いま、
サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』を読んでいる。
庄司薫の『赤頭巾ちゃん』がこの本の盗作だという説があるのだ。
この本を読むのはもう50年ぶりくらいだと思うが、
とにかく名作である。たぶん、盗作説は当たらない。
小説のスタンスは似ているが、『ライ麦〜』はハードな小説だ。
こういう小説だったら若い頃に書きたかったと思う。
このほかにわたしがしたこと。
Amazonのプライムビデオで刑事物のドラマを何本も見た。
女房と娘のために毎朝の食事とお弁当を作った。
毎日、食事のための材料をOK(スーパーマーケット)に
買い物に出かけた。全部、クレジットカードで支払い。
夕ご飯を作るのもわたしの担当。料理は自由で楽しい。
わたしは特に、食器洗いが好きだ。自分の汚れも落ちる気がする。
株式運用の話だが、トランプショックで200万円くらい損切りして、
様子を見て、某株を買い戻した。このところのデイトレードで
150万円くらい儲けている。ここ四日間、連続して10万儲けている。
もう時期、赤字を解消する予定。それにしてもトランプはひどい。
音楽は渡辺美里、キャンディーズ、黛ジュン、国安修二を聞いていた。
小泉今日子も。お風呂は朝晩、二回入って身体を清潔に保っている。
自分の部屋と女房の寝室のベッドメイクもわたしの担当。
パソコンで無料の麻雀ゲームを見つけて、いま、それにハマっている。
そんなわけで、書籍にするための原稿書きは
ほとんどやっていないが、
娘がン百万円で話をまとめてきた
自費出版本の編集をやって、一冊にまとめた。
本を書いたのは福島のいわきの中学校で
国語の教師をやっていて定年で退職した女性。
慎ましい人生を生きた、素敵な人である。
このことはまた書く。
人の原稿をいじっているうちに、
妙なクリエイティブマインドが生じて、
自分が若い頃書いた短編小説をいくつか集めて、
小部数(100部くらい)の単行本にして
残しておこうと考えた。
それをまとめる編集作業もやっている。
そのほかにも色々あるのだが、
こんなことやっていると人に知ってもらいたいと
思ってこれを書いているわけではない。
ブログを読んでくれる人たちがたくさんいて、
その人たちのためにも、
ほったらかしにするわけには行かないと思っている。
自分が書く作品以外のこと、
どうやって私たちが生活してるかなんて、
ホントはどうでもいい。
ただ、自分の体についていうと完全な運動不足。
公園での散歩(ウォーキング)を
再開しようと思っている。
できるだけ長生きしなければ、と思う。
家族、特に女房のためにも。
あらためて見せるものと言って格別ないのだが、
これが50年前、わたしと結婚したころの女房。
女房の誕生日にまた、西麻布のアントニオに食事しにいって、
そこで撮ってあげた写真。修正もなにもしていない。
70歳をとっくに過ぎた昭和二十X年生まれとは思えない女ぶり。
惚れ直した。
僕はこの女に男の一生を捧げたのです。
なんてこと書いて、今日はここまで。


