今日は、1年に1度の婦人科検診に行ってきました。

 

↑ここでも書いたように、わたしには子宮がないのですが、

去年の5月に、急な腹痛に襲われて救急外来に駆け込み、

卵巣が腫れていたことがわかりました。

その後、痛みは引き腫れも治まったのですが

念のため、1年に1度、経過を見ましょうということになっていたのです。

 

決して、積極的に受けたい!・・・とは思わない婦人科検診。

若干の憂鬱さとともに病院に向かいました。

エコー検査を終えて、先生の説明を聞くと

「右の卵巣に卵胞が見えますね。まだまだしっかり卵巣が働いているね」との言葉。

更年期と呼ばれる年代になり、

子宮もないので生理もなくなり、

卵巣の働きには、ほとんど意識が向いてなかったけれど、

見向きもされなくても黙々と、一生懸命に職務を果たす卵巣がとても愛おしく、

「ありがとう」とお腹をなでました。

受診前の憂鬱さは消え、

診てもらってよかったなぁと、心から思えました。

 

病院では、産後1ヶ月検診も同時に行っていました。

久しぶりに見る生後1ヶ月の赤ちゃん!

まだまだぎこちないパパの抱っこで、ママの検診を待つ間、

真っ赤な顔で、小さな手を握りしめ、

全身で、ありったけの大きな声で泣く赤ちゃんに

ものすごい、生命のエネルギーを感じました。

ただ、生きる。それだけ。
生きるために、泣く。

みんな、ここが原点なんだ。

 

 

からだについて、生命について、

考える大切な時間になりました。