わたしの命式のど真ん中に
圧倒的な存在感を持って鎮座するのは
自立心の星、劫財。
この星をど真ん中に持って生まれてよかったと
心から思える
愛してやまない星。
でも、
(星のことを意識していたわけではなかったけど)
この星をど真ん中に持つゆえに
苦しんだことも多かった。
自立心の星は、
どこまでも自分に集中していきたい。
わたしが、わたしを一番知りたい。
わたしが、わたしを一番愛したい。
それがかなわないと
さびしくなってしまう。
劫財は、常に上を見て、上を目指してゆきたい。
もっと、もっと。強欲に。貪欲に。
それは
わたしが、もっと行ける、もっとできると
知っているから。
信じているから。
だけど、
この劫財の欲求を
わたしは
自分が不足しているからだ、と思ってた。
わたしは、不十分
わたしは、足りていない
そう決めつけてしまって
もっと手に入れなきゃ
もっと身につけなきゃ
外から手に入れようと
必死に埋めようとしていた。
わたしが、いつもさびしかったのは
わたしが、わたしのことを不十分って思ってたから。
信じて、愛せてなかったから。
そしてね
きっついことでも
必死にやってしまうんだ。
こんなことを、辛いって思っちゃいけない、
やらなきゃ
わたしは足りてないんだから、って。
そして
頑張っても頑張っても、
さびしい気持ちは消えなかった。
ほんとうは
ただ、わたしのままで、そのままでいれば
もっと行けるし、もっとできる。
わたしの中に
もう、ある。
わたしに不足なんかない。
必死になって、もっともっと、外に取りに行ってたけど
これからは、
もっともっと、わたしのそのままをやりたい。
さびしいのは、もう嫌なんだ。

