天国と地獄しかない時代 | 跡地~想い出のブログ

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2011年5月から2012年9月までの想い出です

今自分は受験生であって、後3カ月もすればシーズンまっただ中なわけで

受験生なんてのはおそらくずっと昔から大変で、むしろ少子化が進む前の時代のほうがよっぽど大変だったんだろうと

もちろんプレッシャーみたいなのは当然あるんだけど

なんかこんなもので潰れるような自分でもないんだろうと普通にそう感じる自分がいる

それよりも

その後の世界、社会に出てからの日常、今目の前にある街の風景

そういったものから漂ってくるこの息苦しさのほうがずっと気になる

この息苦しさはどこから来るのか、もう中学生くらいの頃からずっと考えている

そしてその予兆は既に幼少の時に見た渋谷の街にあった気がする

結局俺はこの資本主義というものをずっと疑っている

遠い昔、資本主義、社会主義といった対立構造にあったというその歴史も疑っている

それは富の分配方法が違うだけで、御大層なイデオロギーや思想などを持ち出されて議論されるようなものではないからだ

数学で解釈すれば簡単だ

単にシステムの違い・・・

民度が低い地域であれば社会主義のほうが人民を統治しやすく、民度が高い地域であれば資本主義のほうが統治しやすい

それだけの話だ

みせかけの自由、そしてみせかけの民主主義

俺はなにもこの資本主義という名の、いわゆるただのコンピュータで形成された金融システムネットワークを壊すことができるなどと思っているわけじゃない

ただ、多くの人々がこのシステムの本質に気づいていない

この国(に限らずだが)には、そこそこの自由があり、選挙権があり民主主義が成立していると多くの国民が思っている

だから希望を持ちたいと思うし、それゆえに余計に苦しくなる

希望がまったくないという話ではなく、ベクトルが希望が少なくなる方向へ向いているからだ

この世界の主人公は労働者ではない、資本家だ

投資機関のために人々は働いている

この世の中が息苦しく感じるのは、日本という国が悪い方向に向かっているからではない

以前より労働者の取り分が少なくなり、投資家に流れているからだ

日本人の平均給与が下がっているのはそれだけのことにように思う

そして投資家が望む労働者の働き方は、労働者の労働量を数字で計算する働き方だ

あなたは派遣ですね、バイトですね

労働力を提供しその分賃金をあげます

余計なことは考えなくていいんです

仕事に夢や希望を持たれても困りますよ

夢や希望を持てるのは、優秀なほんの一握りの人だけに許される

そんな時代に向かっている気がする




Mr.Children 『ロックンロールは生きている』


レボリューション さぁ次の世界へ
今ナチュラルハイで闇を蹴飛ばせ
ジェネレーションなんてのは関係ないぜ
ほら裸になってお前だけのステップ

イマジネーションも膨らまないくらいに
あまりに日常は窮屈すぎて
涎垂らして甘い飴の前で
おあずけを喰らったまま放置されて
サディスティックなプレイだとしたって
もう悦楽しめないくらいにただ鞭打たれて Oh

でもロックンロールは生きている 君のそばで
自由と希望を意味している Oh

削り取られて切り捨てられて
安売りされたあげく価値落として
首を傾げて異議を唱えてもこれが現実と押さえ込まれた
天国と地獄しかない時代で地団駄踏んで縮かんだ手をねじ込んだ
ポケットの中握りこぶし今日も痛み隠し

慌てないで ほら
1、2の3のきっかけで飛ぶんだ 清水の舞台
氏名 住所 血液型なんて皆忘れていいんだ
君をすっとばせ

ロックンロールは生きている 君の中に
未知なる可能性を探っている Oh

ロックンロールは生きている 君のそばで
ぶち壊しちまえよと叫んでいる Oh

レボリューション さぁ次の世界へ
いまナチュラルハイで闇を蹴飛ばせ
イミテーションに惑わされないで
その目を見開いて さぁ手を伸ばせ

レボリューション 闇を蹴飛ばせ
エボリューション 君をすっとばせ