さて夏休みも10日が過ぎました。残り30日ですが皆さんの進捗状況はいかがでしょうか。
このブログは、通常は高校2年生以下、これから大学受験を目指す人たち向けに書いています。
正直このブログを読んでいるあなたが高校3年でここまであまり勉強をやっておらずあせっている状況だったとします。
今から私立難関校を余裕を持った状態で突破するのは無理かもしれません。ただ確率は高くないかもしれませんが、100%無理とも言い切れないと思っています。
本来、受験対策のブログは大学受験を終えた大学生のブログが一番いいのでしょうが、実際大学に入ってしまえば色々楽しいこともあるのでしょう。
受験後、後輩のために受験のノウハウを残してあげようという奇特な方はなかなか少ないです(笑)
片方で塾講師関係の人が書いているブログってかなり微妙で、なんかあわよくば塾生になってほしいという下心見え見え?(笑)
特にスケジュールに関しては、「きちんと計画立ててがんばりましょう」という記事ばかりが乱立し、その具体的な立案プロセスを掲載している記事が少ないんですね。
そのあたりもあって残り30日で夏休みの勉強を挽回するぞ、という人のためにまずスケジュールの組み立て方を数回に分けて書いてみることにします。
すべて正解というものでもありませんし、私自身が受験生ですので来年どうなるかはまだわからないのですが、一応偏差値は4科目すべて70を超えてはいるので私立専願の方にはある程度参考にしていただけると思います。
また、国立を受験する高校生の方でもスケジュールの立案プロセスは参考にしていただけるかと思います。
1.長時間学習を習慣化
2.長期目標の明確化
3.期間目標の明確化
4.教科別目標の明確化
5.期間総時間数の算出
6.教科別時間数の割振り
7.教科別日単位目標の設定
8.予備時間の割振りについて
このようなプロセスで書いていきたいと思います。
本来私立難関大学を目指すのであれば、高校2年4月から受験勉強に入ることをお勧めしています。けれども今からであっても決して遅くはないんですね。
「やるぞ」という気持ちばかりでなく、残された時間に自分がなにができるか客観的に知ることが重要なのです。そしてそれを明確にしてくれるのがスケジュールです。
ここまでの経験でいうと、偏差値70をブレイクできた最大の勝因は勉強の中身ではありません。
スケジューリングです。ですから自分が今置かれている状況がなんであれ、あきらめず冷静にスケジュールを組むことからはじめましょう。
「戦略的であること」、特にこのことが重要なのです。