基礎固めが重要のウソ | 跡地~想い出のブログ

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2011年5月から2012年9月までの想い出です

よく基礎固めが重要という言葉を目にします。
これは間違いではないのですが理系科目や英語の場合、その本質をよく考える必要があるんですね。
理系科目であれば「基礎をしっかりやらなきゃ」という意識が先に立って解法暗記に走らないように気をつけなければなりません。
英語であれば同様「まずは英単語をしっかり覚えなきゃ」とか、でもこれは必ずしも効率がいい学習方法とはいえません。
英語に関しては、ぜひネイティブ化(英語を日本語に訳さず英語として理解すること)からはじめてください。詳しくは偏差値70攻略法 に書いています。

理系科目の場合、もちろん公式など初期最低限覚えなければならない暗記は発生します。でも、最も重要なのは解法までのプロセスを様々なパタンをシミュレーションして導き出す応用力なのです。
基礎をしっかりと思うばかり解法暗記に走ってしまうと、高度な応用力を必要とするハイレベルな問題を解くことができずに挫折する可能性が高くなります。
最初は答えや解説を読みながらでもいいから、「問題を解く」というプロセスから始めたほうが看破までの効率は確実に上がります。
教科書とあまり変わらないレベルの参考書から入るよりは、最初から問題集を解くというプロセスから始めましょう。最初思考が慣れるまでの間は苦労しますが、ハイレベル参考書看破までの時間は確実に短くてすみます。

理系科目というのは結局答えは1つしかないので、実践力をつけることが重要なんですね。