AKB48が、さいたまスーパーアリーナ公演2日目の24日、新曲「真夏のSounds good !」を5月23日に発売することを発表した。

 歌う選抜メンバーは大型ビジョンで次々に発表され、過去最多の36人。前田敦子(20)、大島優子(23)に続く3人目に紹介されたのはチーム4の島崎遥香(17)。計15人が初選抜となり、兒玉遥(15)はHKT48から初の選抜入り。チーム4からは7人、AKB48研究生からも岩田華怜(13)ら4人が抜てきされ、関係者は「次の世代のスター候補が選ばれた」と明かした。

 公演1曲目では篠田麻里子(26)がAKB48史上初となるフライングに挑戦。センターを務めたヒット曲「上からマリコ」を、曲名どおり15メートルの高さからアリーナ席を見下ろして歌った。「朝起きたら背中に羽が生えてまして、飛べるんじゃないかなって」とおどけ、「見晴らしが良くて楽しかったです」とホッとした表情を見せた。

AKB48が24日、埼玉・さいたまスーパーアリーナでコンサート「AKB48コンサート 業務連絡。頼むぞ、片山部長! in さいたまスーパーアリーナ」の2日目公演を行った。

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この日はAKB48に加え、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48、JKT48の総勢200名が参加し、全47曲、3時間半に及ぶライブを展開。
オープニングでは約2万5000人のファンが声援を送る中、篠田麻里子がゴンドラに乗って登場し、会場をフライングしながら「上からマリコ」を歌唱。初挑戦のフライングに篠田は「すごく緊張しました。でも、何回も練習したので成功してよかったです。ジェットコースターも怖い私ですが、スピードが遅かったし、見晴らしがよくて楽しかったです」とニッコリ。

その後、「オネストマン」や「彼女になれますか?」などのチーム曲や、「雨の動物園」や「パジャマドライブ」などのユニット曲を歌い、シングル曲では「大声ダイヤモンド」、「Everyday、カチューシャ」、「風は吹いている」、「ヘビーローテーション」などを熱唱。
中盤、大島優子が板野友美のソロシングル曲「Dear J」をプロダンサー顔負けの激しいダンスを交えて歌い上げ「緊張しちゃいました。この曲は難しい曲だなと思ったけど、楽しかったです」と息を弾ませると、板野は「ダンサーと変わらないくらい踊りがすごくカッコよかったです」と絶賛。

終盤の「ひこうき雲」、「少女たちよ」では出演者全員がそろって歌い、高橋みなみは「私たちステージに立っているのは総勢200人。家族が増えて とても心強く歌わせていただいています。200人ということは、1年365日の間に200回の誕生日があるわけです。それをメンバー全員、ファンの皆さんに温かく見守っていただけることをとても感謝しています」と笑顔を見せた。

アンコールでは5月23日に発売される26枚目のニュー・シングル「真夏のSounds good!」の選抜メンバー36人の名前が発表され、ファンにひと足早く初披露。
また、ちょうどこの日に誕生日を迎えたAKB48の森川彩香とJKT48のメロディー・ヌランダニ・ラクサニの2人をメンバー全員が祝福。

コンサート最後にはAKB48・研究生の加藤玲奈・川栄李奈・岩田華怜・田野優花・高橋朱里の5人がチーム4へと昇格、SKE48の松井珠理奈がチームKへ、NMB48の渡辺美優紀がチームBに加入(ともに現グループとの兼任)することがサプライズ発表。

突然の発表に何が起きたのか分からず その場に立ちつくしていた松井珠理奈と渡辺美優紀は、直後にそろって号泣。
松井珠理奈は「先輩たちと同じステージに立てるのはありがたいです。もっと成長できるように頑張りたい」と意気込みを見せ、渡辺美優紀は「私がチームBに入るんですか?大好きなNMB48の活動を頑張って、チームBとしても応援よろしくお願いします」と、会場に集まったファンに向け声を震わせた。


人気アイドルグループ・AKB48が24日、さいたまスーパーアリーナでコンサートを行い、篠田麻里子が自身初のセンター楽曲「上からマリコ」に乗せ、同グループ史上初となるフライング演出でファンを魅了した。15mの高さまで上昇した篠田は「イリュージョンですね。見晴らしがよくて楽しかった」と、ファン2万5000人を“見下ろした”絶景にご満悦だった。

【写真特集】笑いあり、涙あり… 2万5000人のファンが熱狂したコンサートの模様

 3days公演の2日目は、篠田のフライングショーで幕を開けた。冒頭、暗転したステージの上空からゴンドラに乗って篠田が登場すると、会場は割れんばかりの「マリコ」コール。じゃんけん選抜の藤江れいな、峯岸みなみ、秋元才加らを引き連れて「上からマリコ」を披露し、楽曲中盤に差し掛かると、篠田の体がゆっくりと上空に舞い上がった。

 「オー!!」と地響きにも似た歓声が起こり、観客の視線はまさに“上からマリコ”に釘付け。篠田は「朝起きたら、背中に羽が生えてたので、飛べるんじゃないかって思った」と茶目っ気たっぷり。峯岸から「緊張してた。ジェットコースターとか苦手だよね」と突っ込まれると「飛ぶために何回練習したことか」と嘆きながらも「(上がる)スピードも遅かったし、楽しかった」と笑顔を振りまいた。

 下から見上げる形で篠田の晴れ姿を見守った藤江は「あの時、勝ってたら飛べたのかも」と決勝で篠田に敗れたことを少し悔いながらも「見てるだけでも恐かった」と及び腰だった。

人気アイドルグループ・AKB48が24日、新曲「真夏のSounds good !」(5月23日発売)をさいたまスーパーアリーナ公演で初お披露目した。初選抜15人を含む過去最多となる選抜メンバー36人も発表され、不動のエース・前田敦子(20)や大島優子(23)ら主力組をはじめ、渡辺麻友(17)を筆頭とする次世代のエース候補たちが2万5000人のファンを盛り上げた。

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 結成7年目で念願だった初の東京ドーム公演が決定したAKB48が、新曲で新勢力を全面にアピールする。アップテンポのサマーチューンとなっている26枚目のシングルの選抜メンバーは、「Everyday、カチューシャ」(昨年5月発売)の26人を上回り、過去最大の36人。前田や大島、柏木由紀ら常連メンバーの選抜入りが発表されるなか、初選抜の15人には驚きも混ざった声援が沸き起こった。

 AKBのシングルに初めて名を連ねるのは、チーム4から島田晴香や市川美織、同日にチーム4昇格が決まった岩田華怜、加藤玲奈、川栄李奈、高橋朱里ら10人、SKE48から高柳明音(20)ら3人、NMB48から城恵理子(13)、昨年10月に誕生した福岡・博多を拠点とするHKT48から兒玉遥(15)。今後のAKBを支えるであろうフレッシュなメンバーだ。

 曲間には主力メンバーと、次世代のエース候補たちが前後に分かれてパフォーマンスを行なうなど、新たなスタイルを提示。前田と渡辺による2トップの陣形もポイント。大島は「後輩が多くて、初めて絡む子もいた」と、新加入組とのMVの撮影を振り返っていた。

■「真夏の Sounds good !」選抜メンバー
Team A:倉持明日香、小嶋陽菜、指原莉乃、篠田麻里子、高城亜樹、高橋みなみ、前田敦子
Team K:板野友美、大島優子、峯岸みなみ、宮澤佐江、横山由依
Team B:河西智美、柏木由紀、北原里英、渡辺麻友
Team 4:阿部マリア(初)、市川美織(初)、入山杏奈(初)、島崎遥香(初)、島田晴香(初)、竹内美宥(初)、山内鈴蘭、岩田華怜(初)、加藤玲奈(初)、川栄李奈(初)、高橋朱里(初)
SKE48 Team S:木崎ゆりあ(初)、松井珠理奈、松井玲奈
SKE48 Team KII:高柳明音(初)
SKE48 Team E:木本花音(初)
NMB48 Team N:山本彩、渡辺美優紀
NMB48 Team M:城恵理子(初)
HKT48 Team H:兒玉遥(初)

先月、人気ファッションブランド・サマンサタバサの新モデルに選ばれ話題となったAKB48の指原莉乃(19歳)が、自身が表紙の『週刊プレイボーイ12号』(3月5日発売)から4コマ漫画『さしこ+(さしこたす)』をスタートさせる。

 指原莉乃の漫画といえば、かつて講談社の『月刊ヤングマガジン』で連載されていた『うざりの』があったはず。それが集英社の『週刊プレイボーイ』に電撃移籍というから、これはビッグサプライズだ。

『さしこ+』は、仲村みうの4コマ漫画『みうまん』で知られる漫画家・田辺洋一郎が、“さしこ”こと指原莉乃とAKB48メンバーの日常を描く“限りなくノンフィクションに近い”4コママンガ。その第一回は指原のほかに、チームAのキャプテンである高橋みなみ、事務所の先輩でもある前田敦子が登場する。

 漫画の意気込みについて指原本人に聞いたところ、「波風を立てないようにしたいです…」と、出版社移籍を気にしてか控えめなコメント。来週以降も人気メンバーが続々と登場する予定で、指原ファンはもちろん、AKB48ファンにとっても見逃せないマンガになりそうだ。

 またグラビアページでは、レディー・ガガの衣装も手がけるデザイナーが制作した衣装に身を包み、近未来的な世界を表現したグラビアに挑戦。こちらも合わせてチェックしてほしい。

(文/関根弘康、漫画/田辺洋一郎)
3月12日付オリコン週間シングルランキングが発表され、山下智久が最新作『愛、テキサス』で1位を。渡辺麻友(AKB48、渡り廊下走り隊7)が、ソロデビュー作『シンクロときめき』で2位を獲得した。

 NEWSを脱退し、ソロ歌手として活動することになった山下智久は、『愛、テキサス』で初週12.6万枚の売上を記録。相対性理論などで活躍中のやくしまるえつこ(ティカ・α)と永井聖一が、それぞれ作詞・作曲を手掛けた表題曲は、山下自身が主演を務めるTBS系ドラマ「最高の人生の終り方~エンディングプランナー~」の主題歌にも使用されている。また、今週末3月9日には同曲を引っ提げてテレビ朝日「ミュージックステーション」へ。翌10日にはTBS「王様のブランチ」へ生出演することが決定している。

 一方、渡辺麻友は初週12.3万枚を記録して2位に。首位には届かなかったものの、AKB48からのソロデビュー作では板野友美、前田敦子、岩佐美咲に続き、4人連続でのTOP10入りを果たした。なお、彼女は3月20日よりCD購入者を対象とする、ミニライブ+スペシャル企画の2部構成イベントを行う。

◎シングル『愛、テキサス』
2012.02.29 RELEASE
[初回限定盤A]
WPZL-30372~3 1,500円(tax in.)
[初回限定盤B]
WPCL-11068 1,200円(tax in.)
[通常盤]
WPCL-11069 1,000円(tax in.)

◎シングル『シンクロときめき』
2012.02.29 RELEASE
[初回生産限定盤A]
SRCL-7874~5 \1,600(tax in)
[初回生産限定盤B]
SRCL-7876~7 \1,600(tax in)
[初回生産限定盤C]
SRCL-7878~9 \1,600(tax in)
[通常盤]
SRCL-7880 \1,200(tax in)

◎渡辺麻友 ライブ・イベント情報
【みんなとシンクロしよう! まゆゆのときめきLIVE】
03.20(火・祝) 東京 よみうりランド オープンシアターEAST
スペシャル企画
1回目公演 ハート撃ち抜き会
2回目公演 サイン会

03.31(土) 名古屋 ポートメッセなごや 第三展示館
スペシャル企画
1回目公演 握手会
2回目公演 ときめき交換会

04.01(日) 東京 よみうりランド オープンシアターEAST
スペシャル企画
1回目公演 3分間トーク
2回目公演 脈とり会
劇場支配人の戸賀崎智信氏(38)はAKB48の被災地訪問について「メンバーはそこでAKBとしてではなく人間として何かを感じている」と話す。

 これまでの訪問は、大島らの第1回を皮切りに今年2月26日の宮城県塩釜市まで計10回。毎回メンバーを入れ替えており、戸賀崎氏は「継続することが大事だが、われわれは幸いにもたくさんメンバーがいる。SKEやNMBを含めれば200人以上。分担して訪問できるのが強み」と説明する。

 被災地では、いつもとは違ったメンバーの表情が見られる。小嶋陽菜(23)は普段、他のメンバーに対して積極的に意見するタイプではないが、被災地に向かうバスの中で「MCの段取りを確認しようよ」と進言した。また、指原莉乃は被災者らが笑顔で迎え入れてくれたことに「芸能人として活動する意味が分かった気がしました」と感慨深げに話していたという。

 戸賀崎氏は「被災地でメンバーは良い表情をしている。できる限り励ましたいという気持ちがみんなから伝わってくる」と語った。

復興支援プロジェクトとして、昨年5月から10回にわたって被災地を訪問しているAKB48。大島優子は被災者に向けて「まだ復旧できていないところがたくさんあると聞いています。未来や希望が失われたと感じる日もあるかもしれません。でも、何か笑顔になれることを、皆さんの生活の中で見つけていただけたら…」と語り、今後も被災地訪問を続けたい気持ちを表した。

 「誰かのために」プロジェクトでは、日本赤十字社を通じて義援金を寄付。これまでの総額は12億5417万5973円。また、岩手、福島、宮城の各県に、児童らの送迎用車両を10台ずつ計30台寄贈。

AKB48の高橋みなみ(20)にとって印象的な出来事があった。1月28日に宮城県多賀城市の中学校を訪問した時のことだ。

 グループ通算9回目となった被災地でのミニライブと即席の握手会。そこで出会った1人の生徒に心を動かされた。

 「(震災の影響もあり)あまり学校に来なくなった子がいたんです。でも“AKBが来るから”と言って学校に来てくれた。ライブを見たら、凄く元気になって、その後また学校に通うようになったと聞いて素直にうれしかった。私たちでも人の心を動かすことができる、誰かのためになってるんだなと思いましたね」

 震災から間もなく1年となることに、高橋は「これで終わりじゃない」と語気を強める。「一人一人が被災地の現状を知ろうという気持ちを持ち続けなきゃいけないと思う。微力だけど、私たちが何かすることで皆さんが元気になっていただければ」と、今後も笑顔と元気を多くの被災地へ届けていくことを誓った。
人気アイドルグループ「ジャニーズJr.」と「AKB48」チーム4のメンバーが出演する、4月スタートのドラマ「私立バカレア高校」(日本テレビ)に、人気アイドルグループ「Hey!Say!JUMP」の高木雄也さんが特別出演することが6日、明らかになった。高木さんは、森本慎太郎さんや松村北斗さんら「ジャニーズJr.」のメンバーが演じる不良高校生と同級生で、2年留年している年上の役どころ。同ドラマの出演に対して高木さんは、「どの世代からも楽しいって思っていただけるように、みんなで頑張りたいと思います!そして今回後輩のみんなもいるので、刺激し合っていい作品を作りたいです」と意気込みを語っている。

【写真】共演する「AKB48」チーム4のメンバー写真

 高木さんは、同局の08年の人気ドラマ「ごくせん3」にも不良高校生役で出演した経験がある。今度は「AKB48」との男女ビッグアイドル同士の共演とあって、高木さんは「お互いのファンの皆さんが気が気ではないと思うので、皆さんを心配させないように、しっかり校則を守らせるので安心してドラマを見てください!」と、「ジャニーズJr.」の事務所の先輩という立場から、「恋愛禁止」「ケータイメアド交換禁止」など“バカレア校則”を実際の収録現場でも順守させるお目付け役になることを宣言。

 ドラマは“最凶”ヤンキー高校「馬鹿田高校」と学業もルックスも極上というお嬢様高校「第一カトレア学園」が合併し、「新生第二カトレア学園」(バカレア高校)が誕生。しかし馬鹿田高校を愛する桜木達也(森本さん)とカトレア学園にプライドを持つ真行寺文恵(島崎遥香さん)は互いに激しく反発。そんなある日、桜木に恨みをもつ他校の不良がバカレア高校をつぶそうと女子生徒をさらって……というストーリー。原作はAKB48総合プロデューサーの秋元康さんが手がける。放送は関東ローカルで4月14日から毎週土曜深夜0時50分。(毎日新聞デジタル)