人気アイドルグループ・AKB48が25日、さいたまスーパーアリーナ3daysの最終公演を行い、3日間で計7万5000人を動員した。アンコールでは6月6日に東京・日本武道館で『27thシングル選抜総選挙』を開催すると発表。同選挙はAKB48の27thシングル(発売日未定)を歌う選抜メンバーをファン投票によって決めるもので、2009年から4年連続の開催が決定した。同日のアンコールでグループ卒業を発表した前回覇者・前田敦子の出馬は明らかになっていないが、選挙にどのような影響を及ぼすのか注目が集まりそうだ
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投票対象となるのはAKB48および姉妹グループのSKE48、NMB48にHKT48も加わり、過去最多の243人(予定・前回150人)。「当選議席」も昨年から24人増の64となった。上位64人は(1)1-16位 (2)17-32位 (3)33-48位 (4)49-64位の4グループに分かれ、上位16人が27thシングルの表題曲を歌うことになる。メンバーを代表して高橋みなみは「とてもドキドキしていますが、成長する機会だと思って臨みたい」と抱負を語った。
同選挙は過去3度行われ、第1回(2009年7月)はエース・前田敦子が1位、第2回(2010年6月)は前回2位の大島優子が1位となり、自身初のセンターを獲得。第3回(2011年6月)は大島との一騎打ちを制した前田が涙の1位奪還し、社会現象となった。選挙の投票権は、前日お披露目された26thシングル「真夏のSounds good !」(5月23日発売)などに付与される。
なお、最終公演は、姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48、JKT48も参加し、AKB48のコンサート史上最多の総勢261人が出演。オープニングの「ヘビーローテーション」バンドバージョンからWアンコールの「会いたかった」まで全44曲を熱演した。