
古典的な龍は素晴らしい。
よく龍は恐ろしい存在と言われてるけど、それは見た目の話だけ。その証拠に、恐ろしい事をした伝説はだれも言わないでしょ。誰かを襲ったとか、何かを破壊したとか。
実は龍は恵みの神。
海や湖から姿を現し、体に付いた水で、畑や田んぼに水を捲き、枯れた土地に花を咲かせて☆
空想の生き物とされてるけど、俺は龍ってどっかに絶対いると思う。

入墨の世界では、龍は昇り龍を彫る人が多いけど、俺の場合は降り龍を彫ってもらっている。
降り龍には、ひと仕事終えた知恵が備われていると思っているから。
そして、玉の数字は九。九という数字は古来から無限を意味する数字と言われているから。
特別に九が好きなので、龍の尻尾も九本。これだけでもう一匹、龍が彫れるくらいの時間がかかる。。。

そして表情は上を向いて次の仕事に備える覚悟を現してもらった。
本来、入墨とは悪い事をした人が見せしめのために彫られる罪への償いの一つと言われている。
俺の場合は自ら入れたが、理由は同じ。 生涯忘れてはいけない罪滅ぼし。。。
最近は雨が多くて気持ちも晴れない!
太陽の光の恵みを感じずにはいられない。