おはようございます

たんです

双子を出産していよいよ始まった育児

最初の試練は、、ミルク授乳でした。
⭐︎

私がお世話になった病院では、
双子分娩は母子の負担軽減を考えて、
37週の正産期入ってすぐの
予定帝王切開というのが通常でした。
十月十日で産まれてくる子より
小さめに産まれた為、
まだ母乳を吸う力が弱くて
粉ミルクでの授乳スタートだったのですが
飲みきる体力が続かなかったり
母の腕の中で安心してくれているのか、
眠ってしまって飲めなかったり…
20ml飲ませるのにも40分くらいかかってしまったりと大苦戦してしまいました。

飲みきれなくて毎回最後の最後は
助産師さんにバトンタッチするという…。



それが、✖️2人分 



3時間ごとにやってきます。
一回のミルクが長引けば長引くほど、
次のミルクが近づいてくる
のループ


さらには次のミルク時間までに
搾乳もしなければいけません。
(私はこの搾乳が1番辛かったかも…)
1秒でも早く寝たいのに〜いぃひひひぃぃ
泣

座っているだけでもお腹の傷口が痛むのに、
慣れないミルク授乳で体勢がうまくとれず
直ぐに背中や肋も痛くなってきました。

助産師さんの授乳技は素晴らしく、
正に早技、職人技!毎回驚きでした

…けれど母としての自信はどんどん喪失。笑
そのうち産科の助産師さん達の間にも
「楓さん(本名)、退院するまでにミルクあげられるようにならなくてはマズイ❗️」という空気が流れ出したのを感じ、さらに焦る私でした。

そんな時に使える、
役者経験がある者たちの必殺技があるんです。

それは、、
"なりきる
"

ということ。





そう。
今回は助産師さんの役!
ミルクの達人、助産師さんになりきる
⭐︎


役作りをする時には
その人の生い立ちや性格などを考えたりしますが、それ以外にも、職種にまつわる事や
仕事作業の手つきや感覚まで
自分の身体にとりこみ演じようとします。
だから、
参考とする人の事をもの凄くよく見ているし、
その人がその技術を身につけるまでの
積み重ねた時間の深さを想像するし、
感覚までくみとり真似する技術を
身につけているのです。
その役作りプロセスを活かして、
「私は助産師さんの様に上手にできるのよ」

と言い聞かせ、成りきる気持ちでいたら
心強く前向きでいられました。
舞台で役を演じる時
"自分"では自信がなくても、
"役として生きる"ことができたら
あまり怖くないんですよね。
その役の人物にとっての当たり前を生きるから。
…かと言って、
当然、助産師さんの熟練された技をこなせるわけはありません笑
あくまでも心持ちの問題ですが、
これがかなり、大切なのです。

今では母子共にスキルが上がり、
ミルクと母乳での合わせ技。



うまくいかなくても、「そんな時もあるよね!」
精神で乗り越えています。
がんばろう!姉子ちゃん、妹子ちゃん!



このなりきり技、
かなりのシチュエーションで活用できます。
おすすめですよ

大事なのは、"心持ち"なのです



今日も健やかな1日となりますように

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