子どもの目ってすごい思う。
なんにでも敏感で新鮮に感じとる力があるんだよね。
何を言いたいかって?
経験値とともに新鮮な目でものを見る能力を失うということ。
どうしても経験がフィルターになってしまう。
もう自分は、経験というフィルターサングラスを通してしかものを見れなくなるというかね。
久しぶり新鮮な感じ方ができたので、ブログも書いてようかと・・・
まぁ、この時点でフィルターがかかっているかな。
千葉県野田市にある茂木本家美術館に行ってきた。
特別展示もあるのだが、そこでしか見れないものがある。
そう、この博物館に入らないと境内にもいけないという神社だ。
そこに鎮座しておられる狛犬さんが気に入った。
今まで見たことのない表場をしておられたからだ。
何とも柔らかい表情で神社をおまもりしている。
あれっ、見に行ったのは美術館だよね。
そう美術館も歌川広重の冨士三十六景の本物が展示してあったんだ。
しかしゆきたんくが自分なりの風情を感じたのは、この狛犬さんともう一つだ。
ここの中は、美術館とCAFEとミュージアムショップに分かれている。
その美術館のコラムコートという、その名コラム(円柱)の通り、部屋の中に円柱が建てられている空間がある。
その奥の端の方にかわわい像があった。
その存在感に参ってしまった。
左端の像がお気に入り。
無論、円柱と円柱の間から、展示してある美術作品を見ることはできる。
しかし、ゆきたんくの目に留まった一つの作品が可愛いのだ。
玉野勢三氏という方の作品である。題名は「ほほえみ」。
柔らかい表情で、コラムコートの端で存在感をしめしていたのだ。
もったいぶってもしょうがない。
これね。



