昨日、防災・減災対策調査特別委員会が開催され、昨年度と今年度の調査を踏まえ、防災・減災対策に係る提言書を検討し、総合政策局危機管理監に提出しました。
提言書の概要ですが、一文が長いので短めにしますが、①救助実施市の指定を受けたことによる関係団体とさらなる連携強化や「被災住家の被害認定調査、罹災証明書発行等」について救助対象に加えるよう、国への要望、②災害発生時における迅速かつ的確な対応への体制整備と代替職員の配置及び参集体制の強化、③避難所運営の周知・啓発と避難所の環境整備、④自主防災組織の強化と地域防災活動を担う人材育成、⑤ライフライン対策と家庭での防災用トイレ等の備蓄の必要性の周知、⑥防災センターを活用した防災意識向上の取り組みと防災教育に触れる機会を創出する、の6項目です
また、29日の午後、千葉市は千葉キッチンカー協同組合と「災害時におけるキッチンカーによる炊き出し等に関する協定」を締結しました。
協定の内容は、大規模災害が発生し、市内で多数の被災者が発生した場合において、市の要請に基づき、千葉キッチンカー協同組合が指定避難所に組合員を派遣し、温かい食事等を被災者に提供し、被災者の避難生活の質の向上を図るというものです。
日本共産党千葉市議団は、議会質問で避難所における「温かい食事」の提供を求めてきました。かばさわ洋平市議(緑区)が昨年の第1回定例会の代表質疑で、「キッチンカー事業者との連携協定を進めるべきではないか」と求めていました。
当時の答弁は「有効な連携について調査研究していく」としていましたが、今回、協定を結び、前進・実現した形となりました。