今日は、千葉市重症心身障害児(者)を守る会の第33回定期総会に出席しました。総会は、提案通りの内容で進行され、議案は承認されました。

 冒頭に来賓挨拶があり、一言述べさせていただきました。「いま施設の運営でも人材を確保するための報酬単価となっておらず、運営でも厳しい状況を聞き及んでいます。施設だけの努力では限界があり、重度心身障害児(者)にかかる公的施設も少なく、また偏在していることから充実が求められているため、施策の充実には市・県・国が連携した取り組みが必要であり、そのためにも引き続き取り組んでいきます」といった内容をお話ししました。

 

 出席者からは「千葉市への要望について成果はあったのか?」との発言があり、守る会の方々からは「県から施設の少なさ、偏在についての発言もあった」と、この間の要望によって意識が変わってきたこと。「千葉都市モノレールは当初エレベーターがなかったが守る会が運動した結果、エレベーターが付いた」や「施設を整備する際に法人化を進めたり、土地を確保するために千葉市と話し合いを進め、現在地に『さいわい』が整備できた」などの交流になりました。

 

 総会終了後は、ケアルームを見学させていただきました。呼吸器管理などのケアをする方の確保などの大変さも伺うことができました。総会会場前で親御さんが作ったトートバッグや小物入れなどの販売があり、私はトートバッグと筆記用具入れを購入させていただきました。