今日は休会中ですが、午前10時から防災・減災対策調査特別委員会が開催されました。都市インフラを整備している都市局と建設局が所管する防災に関わる事業についての説明を聞き、その上で質問を行いました。私から主に緊急輸送道路沿道建築物の耐震助成、マンションの耐震診断・耐震改修、災害用マンホールトイレの設置について質問しました。
 ある議員は「せっかく設置されているのだから有効に活用して、防犯対策を」と現場を見ていないかのような話をされていました。避難所運営委員会ではそうした対応を準備していますが、非常用井戸(水源)から100メートル以上も離れているマンホールトイレの場所まで、ホースを繋いで水を流すのがどれだけ大変で、虚しいのか考えてほしいものです。
 災害用マンホールトイレについては、今年度で残りの6校について整備が完了します。その後は避難所に指定されている市内の県立高校22校の整備が予定され、令和6年度に実施設計、令和7年度に完了予定とのことです。これまでも議会でたびたび求めてきた早期に設置された市立学校のマンホールトイレについて、避難所となる体育館から遠く離れた場所に設置されている課題への取り組みを伺いました。当局はまずは避難所に設置を進めていくということでしたが、課題についても認識はされています。
 昨年度に設置された高洲中学校のマンホールトイレを見る機会がありました。水源はプールの水を使用するため、体育館脇に整備されていました。私からは「改善のための計画を」と求めました。マンホールトイレの設置箇所など課題のある避難所の改善については引き続き求めていきたいと思います。