「子どもだけは平等にしてほしい。千葉市に来てから負担を感じるようになった」


 訪問する中で、子育て世帯から寄せられた声です。
 千葉県内では千葉市のみ実施していた子どもの医療費薬局窓口負担が8月から廃止されることになりました。この間、街頭でも演説でお伝えしていますが、市議会の日本共産党を除く主要会派が配布したり、新聞折り込みしているチラシには「廃止が実現」という趣旨の記載となっています。

 日本共産党千葉市議団は、この窓口負担を千葉市が提案した時に、「子育て支援に逆行するもの」として制度導入を反対し(当時は市民ネットと一部の議員も反対)、市民ネットを除く美浜区選出の議員は全員、制度導入に賛成しました。制度導入後も薬局窓口負担の撤回を求める署名運動を行い、約1万5千筆の署名を集めてきました。
 議会にも、「子どもの医療費保険調剤負担の撤回を求める請願」が市民団体から提出され、日本共産党千葉市議団は採択を求め、賛成してきました。しかし、当初反対していた市民ネットも請願に反対して、市民の願いに背を向けてきました。日本共産党は多子世帯の実態や声を取り上げて、廃止を求め続けてきました。
 12月議会では、各会派が突然、薬局窓口負担の見直しを求める質問を行い、神谷市長が見直しを言及。新年度予算案の中で、「廃止」が盛り込まれる形となりました。
 千葉市議会に日本共産党の議席があったからこそ、市民のみなさんとの運動で、市政を動かすことができました。

 引き続き、18歳までの医療費無料化を早期に実現するよう頑張ります。