今日午後から、日本共産党千葉市議団として美浜区内を視察・調査を行いました。来年4月開校の「夜間中学」の施設整備の状況、海浜病院の建て替え移転となる新病院用地、来年開設の幕張豊砂駅(新駅)、稲毛海浜公園リニューアルなど現地に伺い、説明を受けました。病院と新駅は説明なしで、状況だけ見た感じです。美浜区をまわって状況をつかんでいただいただけでも、今後の議会質問などに生かしてもらえると思います。

 新病院については気になるのが交通アクセスの問題です。現・海浜病院から内陸に移転する形になり、新検見川駅、海浜幕張駅、検見川浜駅のちょうど真ん中あたりになり、現在、バス路線数としては少ない状況にあります。病院利用者や病院関係者が全員、車を利用してくるわけではないので、やはりアクセスの問題は、バス事業者に要請する程度ではいかないと思います。
 「夜間中学」については、関係者の粘り強い取り組みや議会質問などを通じて、開設されることになり、給食については今後の利用状況を見ながら実施するか検討するとのことです。
 新駅については当初の計画では、駅北部を結ぶ自由通路がありましたが、現在は整備計画には入っていません。市議団のみなさんにも見ていただきましたが、どれだけの方が利用するかはわからず、自由通路といっても京葉線の車両センターの上部を通るため、落下物対策や架線への影響がないようにする造りにすることは素人でも想定でき、多くの市の予算をかけてまで整備する必要があるのかは疑問です。

 ご説明いただいた市職員や関係者のみなさんにはお世話になりました。ありがとうございました。