大相撲名古屋場所は、照ノ富士が十四日と千秋楽本割でまさかの二連敗を喫し、隆の勝との優勝決定戦にもつれ込みました。

前頭六枚目の隆の勝は、立ち合いでよく横綱を追い込んだものの、照ノ富士の圧力を避ける為に、土俵際へ身をかわしたことがあだとなって、あえなく俵を割ってしまいましたが、挑戦者らしい良い相撲でしたね。

十四日目には結びの一番で、堂々と横綱を破って、自らの優勝の可能性を残していますし、今場所の白眉と言っていいでしょう。

さて、Wハチで二輪復帰した際に、ZRX時代のチームリーダーが「復帰お祝いツー」に誘ってくれ、ランチで連れて行ってくれたのが、この寿司割烹「ちかなり」です。

さすがにグルメで名の通ったリーダーの「推し」らしく、いつも新鮮で美味しい食材を揃えてくれています。

実は、家系的に血圧が高い体質で、40代の後半から薬を服用するようになり、そのドクターが「ちかなり」のお向かいに移転したので、三ヶ月ごとの定期診察の後、暖簾をくぐるようになりました。

まさかドクターも、ゆきたますが血圧を計ったその足で、おチャケを飲んで寄り道しているとは、夢にも思わないことでしょう σ(^_^;)

こちらは市内で何店か営業しているので、何人がいる板さんは時々ローテーションがあって、入れ替わりがありますけれど、みなさん明るくて親しみやすい方たちばかりです。

フロアの女性も礼儀正しく、規律があって清々しい印象を受けます。活気が感じられる、とても雰囲気の良いお店なんです。

カウンターに席を貰い、まず生ビールを頼んでから、板長におすすめを訊くと「マツカワかれい」があるというので、それをお願いしました。北海道産の夏の魚だそうです。

二杯目のビールに合わせて、ふぐ皮ぽん酢を頂きます。市場で「まんぼうを貰ったので」と、切り身を少し付けてくれました(どくとるマンボウは、北杜夫さんでしたね www)

マツカワかれいやまんぼうは、漁師さんが狙って獲った訳ではなく、たまたま網に掛かったので、市場に並ぶそうで、そうした魚に出会えるのもこうしたお店の良さですね。

この日の前日が土用の丑の日、せっかくなので、うなぎを注文します。たまご焼きと胡瓜の刻みを添えてくれました。お酒は、ハイボールに代えてもらいます。

ひと頃のことを思うと、ずいぶん値が張る魚になりましたが、今年は少し「財布に優しく」なったそうですね www

昔からうなぎが好物で、季節に関わらず頂くものですから、これからも「手の届く身近な魚」であって欲しいです。

握りは、日頃なかなか口にできない魚で、くじらの赤身と金目、あとは「あれば必ず頼む」という芽ねぎをお願いしました。

かつをのイイのが入ってますよ、と板長が薦めてくれたので、追加で注文します。

こちらの売りは、寿司とふぐ、そして手打ちの蕎麦なので、締めはカレーそばを頼みました。

先日、スーパーでカレーそばの素とそば麺を買って、食べたのですが、あまり仕合わせではなかったので、差し詰め「リベンジ」というトコロでしょう。こちらは大満足でした (^_^)b

さて、この日は平日、翌日も仕事です。そろそろおいとますることにしましょう。

とっぷり暮れた空は、ゴロゴロと不穏な音を響かせています。帰り着くまで、なんとか降らないでいて欲しいものです。

[カバー写真]

こちらは玉乃光のみぞれ酒、小ぶりな紙パックから液状の日本酒を酒器へ注ぐと、シャーベット状になるという面白いお酒です。

店内は冷房が効いていたのですけれど、さすがにこの暑さでは、しばらくすると液状に戻ってしまいました囧rz