この秋 コンサートを開催させていただく 会場でもあるハーモ美術館で長野日報社と下諏訪市民新聞の記者の方々から取材を受け自主開催コンサートに向けて想いをたっぷりお話しさせていただきましたニコニコ






QRコードからもチケット購入ができますにっこり


 様々お話をする中で 

自分でも気づかなかったことに気づけたり 

私がこれから先歩む二胡道を 

どんなふうに開拓していきたいのか


 挙句の果てには 

どんなふうに生きていきたいのか 

そんなことにまで自問自答できるような有意義な取材でした照れ


 お二人の記者が初めて会った方々とは思えないほど打ち解けやすくお話もしやすくてとっても楽しかったです照れ

大概は緊張してしまいうまく話せないのですが、、、ネガティブ汗汗汗汗


 そんなお二人に

あんなことこんなこと惜しみなく

赤裸々にさらけ出してお話でき

本心をお伝えでき良かったです。


その赤裸々な過去の出来事とは

忘れたいのに忘れがたい幼少期のいじめ。


複数の上級生から毎日放課後に呼び出され

酷く蹴られたり濡れた雑巾をぶつけられたり

悪口はもちろん

親に買って貰った赤いランドセルは

切られ傷つけられ、、、

そんなことが2年間に及びました。


ただ、救われたのは同級生はみんな仲良くしてくれ、担任も優しくて、、、

たがら学校が嫌いになりきれず

毎日通っていました。


なかなかいじめの相談ができず

両親には心配かけたくないから

ひたすら自分の中にしまい込み

我慢をしていました。


弟、妹には姉としてのプライドもあり

家庭内では明るく楽しくを意識して

過ごしていたんです。


今思えば

よく生きてたな、って。

楽になりたいなら

早まる道も選択肢としてあったはずなのに

そこらへんに関して何故か発想に至らず


ただただ親が給食費や学費を出してくれて

いつもなんでかな、親を喜ばせたい一心で

学校を休まずに

いじめからも逃げずにいました。

逃げずに、と言うより

逃げ道がなかった、が正しいかもしれません。



でも、ある日、体調を崩し

腕のアザに母が気が付き即学校へ。

その後学校では大問題となり

そうこうしてるうちに

上級生たちは卒業を迎え

いじめのない平和な毎日を

過ごせる日々がやってきたわけです。


平和な毎日が訪れても

心の傷はなかなか消えず

すっかり内気な子供、

人前がとても苦手で

特に年上の人と関わるのが怖くて

所謂トラウマ、に悩まされる

青春時代を過ごしました。


それでもなぜか学校は休まずに通い

いるのかいないのかわからないくらい

大人しい子供になってしまい

それでもなぜか部活も人並みに頑張り

数少ない友達に支えられながら

かろうじて過ごしてました。


言ってしまえば絶望感溢れる私の10代。

絶望の先には絶望しかなく

明けても暮れても絶望しかなかったんです。


でもある日、テレビドラマの影響を受け

今の自分から変わりたい、変えたい、と

意識が芽生え、夢も抱くようになり

そのとき初めて親に

自分の思いを伝えることができました。


のちに、カナダの大学へ進学し

約5年間、海外で暮らすことに。


その5年間が、私にとっての

人生のターニングポイントとなり

性格もずいぶん明るくなり

気持ちを主張することができるようになり

(そうしないとカナダでは、また大学では生きていかれない、と言う現実があった)

人と対等に話せるようになりました。


環境変化や自身の意識の持ちようで

人とは変われること悟った20代前半。


ただ、辛い経験や心の傷はなかなか癒えず

結局、いい年になった今でも

頻繁に思い出すことはなくとも

癒えずにいます。

相当しつこい記憶のかけらたち、、


だけど、人格がずいぶんと明るく変わり

思考もずいぶんとプラス思考になった今の私が抱く癒えない辛い記憶から生まれる感情は

ただ一つ、「悔しさ」だけなんです。


いじめてきた相手に対する悔しさ、

反発もできずいじめられっぱなしの弱い自分への悔しさ。


そして、その悔しさこそが

今を生きる私の起爆剤に、原動力になり

前へと突き動かしてるんです。


昨年の今頃挑戦した真夏の大阪国際音楽コンクールとまさかの秋のファイナル。。

ステージ袖で気絶しそうなほどの緊張を味わい

勝ちに行く!と言う精神より

もはや棄権したいくらいの緊張に襲われてしまいました。


でもそんなとき、また思い出すんですよね、

あの辛い日々を。。


そして悔しい気持ちが蘇り

いつしか不安は勇気に変わり

弱い自分を克服するかのように

前へ前へ意識を突き動かし

やり遂げることができました。


あのファイナルの裏事情は

そんな背景があり

皮肉ですがいじめを体験していなければ

あの究極な緊張や時間を乗り越えることはできませんでしたし

今の私に出会うことはなかったと言っても

過言ではありません。


あのときの絶望の日々は

今では希望や夢で溢れる日々に変わりました。

悔しさは夢を叶えるチカラとなりました。


辛くしんどいことも

経験しなくていいことを経験したことも

それらは

必ず自分の人生の味方となり支えとなり

必ず助けてくれることに気づき

一つ一つに意味がある事にも気づきを得ました。


だから、今、絶望しかない誰かがいたとしたらどうか今を諦めずに、必ず絶望は希望に変わるから、どうか今を諦めないで欲しい、どうか 

諦めないでいて欲しい。

取材でお伝えしたこれら経験から

悟り学んだことが、

また、コンサートでお伝えしたい事柄が

少しでも誰かの支えに 

誰かの勇気や力になれたらの一心でおります。



コンサートは紅葉美しい季節に開催しますもみじ

会場の目の前には諏訪湖。

東の方角には富士山や八ヶ岳

甲斐駒ヶ岳を一望できる 

まさに最高のロケーションです✨ 


信州の旅ついでにコンサートへ

ぜひお立ち寄りください😊


出演者一同、心より

お待ち申し上げておりますほっこり





ゆっちニコニコ