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これ、
なんだと思いますか
?もう2年も前になりますが
父が癌に冒され
9か月間
お世話になった
長野の病院でのことです
ある日の朝
担当の男気溢れる
明るく楽しい看護師さんが
いつものように来たとき
おもむろに
バナナに何か書いてて
だけど
その時は
私も父も気がつかなかったのですが
数分後
ふいにバナナを見たら、、、
看護師さんからのエールが
バナナに浮かび上がってて
父も母も弟も、妹も
そして私も
うれしくてうれしくてうれしくて
そのとき久しぶりに
父の笑顔を見ることができ
父が笑顔になれた
ほんのわずかな瞬間でも
肉体の痛み苦しみ
精神的な痛み苦しみを
忘れさせてもらえたことに
また、
自分や家族へのエールにも聞こえ
それが本当に嬉しくて
感謝と感動で
私は
一人病院のトイレに身を潜め
父や母たちにバレぬよう泣きました、
と、言う『思い出』のバナナ写真です
なんとなく
怖くて
なんとなく
見るのが嫌だった
あのころの写真を
ほんの少しだけ、、、と
見ていたら真っ先に
『バナナ写真』が出てきました

『がんばって』
の文字に隠された
“人の優しさ”に触れたわたし、、、
父との
永遠の別れ際に立たされたあの日も
あの胸が張り裂けそうな
深い悲しみや絶望感の中で
どうしたらいいのか
どう自分を、
どう母を支えていけばいいのか
最大の試練を
突きつけられたときも
私は
たくさんの人に
たくさん
たくさん
たくさん支えて貰って
そして
あの日から
なんとか
今日まで頑張ってこれました
バナナ写真、を通して
振り返る私の人生の通過点には
たくさんの人からいただいた優しで
溢れていることに
気がつかされました
いただいた優しさ
いただいた愛情
今度は私が
誰かのために
その恩を
できる限りに返していきたい、
そんな
おこがましい生き方をしていけたらと、
そう再認識させられました

このバナナ、
このあと
結局食べなくて
ずっとTVの上に飾って?置いて?たら
当然真っ黒になり
私が売店行ってる間に
父、自ら捨ててました笑
そのあとも
看護師さんは
様々なサプライズをしてくれて
日々私たち家族を
笑顔にしてくれました

ほんと、
すっごく、うれしかったなぁ、、

その看護師さん、
父の最期を看取ってくださり
身支度や化粧をも施してくださり
一緒に泣いて
私の背中をいっぱいさすってくれて、、
なんだか色んなこと思い出してしまう
そんな『今日』と言う日も
人生の通過点、、
大切に時間を過ごしたいものです

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