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久しぶりに

父の夢...


ぼんやりと

顔が見えた気が..



もうすぐ

お彼岸だ


9か月前の今頃は
もう
セデーションを
受けて
苦しみから
解放され
痛みのない
深い眠りにつき
そんな
父の寝顔を見ながら

もう
二度と
声を聞くことも
ケンカすることも

もう
二度と
笑顔も
怒った顔も

もう
二度と
見ること..

できないんだね...


って
真夜中の
付き添いの中で
泣くのを
こらえていました

本当は
父が死ぬことが
死にゆく姿を
秒刻みで
見てゆく現実が


怖かった

沢山
泣きたかった

だけど
泣けば
父を
不安がらせるだけだ

たとえ
意識が無くとも

病室で私が
泣いたのは

父が
旅立った
あの時だけ

父の前で
初めて
涙した


もう
二度と
二度と
二度と
会えないんだ


お父さん・・・・





なんて
思っていたのに
実際は
こうして
夢で逢えるじゃない

夢で
逢えるじゃないか..

たまにだけど
夢で
逢えるんだ


辛すぎる
あの毎日を
時折
思い出しては
父の無念さを

そして私に最期に言った

楽になりたい

と言った時の、その胸の内を思うと

ただ
ただ

涙が出るばかりです

お父さん
楽に、なろうね
楽にしてあげるからね


自分の言った言葉も

きっと
一生
忘れない


父は
今頃
どこで
何をしてるんだろうか

そんな明日は

月命日、か・・・

















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