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yukita(ユキータ) フルート/ピッコロ教室の岩﨑由佳です
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全国的な酷暑が続いていますね。
喜ばしいのは洗濯物がよく乾くことくらいでしょうか、、、
さて、今日のブログに登場してくださる生徒さんは
ゆっくり、でも着実に実力をつけてこられている生徒さん。
生徒さん的には毎週通いたいけれど、そうするとスケジューリングや練習の調整がきつくなるから、と2週間に1回お見えになるのが長らく続いています。
勿論上手になるのが早いのは週1回来てくださる生徒さん。
でも目的によって、生徒さんの御希望によって、各生徒さんにとってベストな形を取れるのが当教室の良いところのひとつではないかと思います
さて、この生徒さんですが、一番最初、体験レッスンでお越しいただいたときに既にご自身の楽器をお持ちでした。
当初独学で始めようとして個人売買のインターネット販売で楽器を購入し、ネット動画等で勉強したけどこれは無理だと思ってお教室に来ました、とおっしゃっていました
現在もその楽器を使用して練習や、レッスンに来ていただいているのですが、、、
レッスン内で楽器のことや器楽自体について触れたときでした。
『いやいや、当時は本当に続くかわからなかったし、この楽器しか買えなかったからこの楽器になったんですよー』
、、、、ん?今なんて
自分の耳を疑ってもう一度お聞きしてみると、
『いや、別にこの楽器じゃないと嫌なわけでも特別な思い入れがあるわけでもないんですよ』
えええええそうなのおおお
てっきり私は、この生徒さんはこの楽器がお好きで、この楽器がいいからこの楽器を使い続けているんだと、、、
そうでないなら話は別です。
今すぐでなくてよく、長期的にで良いので楽器の買い替えや頭部管のみの買い替えを考えてもらうようご提案しました。
現在までレッスンなどで使っていただいていた楽器です。
勿論音も出ますしキィも動きます。
でもユキータは、この生徒さんがこの楽器に特別な思い入れを持って吹かれているわけではないとわかった瞬間に買い替えをお勧めしました。
どうしてでしょう
音が出るなら別に問題ないようにも思いますよね。
あなたはどうしてだと考えますか?
実はこの生徒さんがこの楽器を購入されるとき、古いけどその割には状態がよく、調律済です、と書かれていたそうです。
決して古い楽器がどれも悪い、という話ではありませんが、中古や製造番号が若いもの(製造してから年月が経っているもの)というのは当然部品が経年劣化してきます。
例えこまめに調律していても。
この楽器の場合、これに加えて、モデルに問題がありました。
実はこの生徒さんが使われている楽器のモデル、今では絶版になっているモデル。
つまりメーカーさんでももう製造していないんです。
それどころかこれの改良版の改良版(の改良版かもしれない)くらいのものが現在は流通しています。
絶版になっているので部品修理となっても部品をメーカーが製造していないので乗せ換えることもできず、修理もできません。
そして、改良版の改良版(の改良版かもしれない)が今流通している、これの本当の意味があなたにはわかるでしょうか。
そう、これは恐らく5−60年前に製造されていたモデル。相当昔です。
当時の金属のクオリティは今ほど確立されておらず、混ぜ物の比率も不安定、物資も今ほど豊かではありませんでした。
そしてフルートという楽器自体のクオリティもまだ発展途上だったので、人間が頑張らないといけない部分が現在よりも圧倒的に多く、当時の発展途上の教育法・演奏法に基づいた設計や造りになっています。
なので、『楽しく楽に綺麗な音が出るように』ではなく、『この楽器を鳴らす(この楽器の音を出す)方法』を学ばなくてはこの楽器は音を出せないのです。
こういった楽器が現在まで残っているのはとても素晴らしいことですが、これが現役で走れる楽器か、というとそれは話が別。
この楽器に何かしら思い入れがあってこれが良いんだと思っていましたが、そうでないなら、せめて楽器や金属のクオリティが安定した状態のもので フルートの吹き方を楽器に教わる ほうが圧倒的に楽で綺麗に音が出せます。
変な癖もつかなければ変に筋肉や身体を使うこともないので、痛みが出ることもないのです。
この生徒さんには上記のことをお話して、今すぐでなくても問題ないので楽器を買い替えや頭部管の買い替えをおすすめしました。
すると、こんなご質問が。
『〇〇楽器さんから楽器販売のDMをいただくのですが、そこに記載されている値段がすごい値段で、、、こういうものばかりではないのだろうけどとても買えるものではなく、、、』
そりゃあ、楽器店は高い楽器が売れるほど儲かるし、それが商いですから、当然それを全面に書きます。
でも、高い楽器ばかりではないし、中古のものもあります。
それぞれの目的に合ったクオリティというのがありますから、そういう楽器を選ぶべきなのです。
今生徒さんがお持ちの楽器が製造されたときと違って、高いほどいいクオリティで安いほど、という差が昨今は激しいわけではありません。
ポテンシャルやスペック、というと話は別ですが。
クオリティとポテンシャル・スペックというのは全く別です。
最近の楽器はどんなものを吹いてもどれも一定に鳴ってくれますから、高い楽器じゃないと安物買いになる、ということも以前よりは少なくなってきています。
なので、そんなゼロが何個も連なっているような高いものでなくていいのです。
ゼロの数は片手で余るような数で十分です。。。
それ以上のものを勧められるようなことがあったら疑ってかかるべきシチュエーションもあり得ます。
この生徒さんに、この値段のことをお話すると『そうなんですねやっぱり高いからいいというわけではないですよね、同じモデルでも個体差もあるでしょうし、、、DMを見て疑問がいっぱいではありましたが、買い替え、考えてみます。
そのときは是非選定してください』と前向きなお返事をいただきました
そして、今回は当教室の無料貸出楽器を吹いてレッスンを進めさせていただきました。
『すごく音が出しやすいですこんな簡単に、するっと音って出るもんなんですね高い音もすんなり出ます』
と感激されていました
そう、これが、この生徒さんの本当の実力。
ここで感じた差は、今までこの生徒さんがご自身の楽器 に 合わせてあげていたぶんですね
この感覚をしっかり覚えておいてもらうためにも、ご自身の実力を再確認するためにも、この生徒さんには時々は当教室の無料貸出楽器を吹いていただくことにしました。
今まで何が難しく感じていて、今どれだけ楽になって、次は何をしていくべきか、こういったことを確認することの大事さを改めて教わった気がした、そんなレッスンでした
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