今日は児童発達支援の施設でのお仕事
Aちゃんは、夕方4時半くらいになると
泣き叫んで、おもちゃを投げ飛ばしたり、
そばにいる子のことを蹴ったり
仰向けになって床をかかとでドタドタと叩いたりと、荒れることがある。
私はそのたびにドキドキし、やめてほしいと思い、どうしたらいいんだ!?と思い、怖いとさえ、心の奥で思っていた。
それが私の正直な気持ちだ。
うろたえて、恐れて…
でもその時間に大人は私一人。
怒ってても、泣いててもいいとは思うんだけど…う~ん…
だんだんと私の中で、その時間が辛いものになってきた。
そして、3日前、スタッフのミーティングがあって、そこで、「夕方、Aちゃんの対応をどうしてますか?」と、みんなの前で質問した。
そうすると、園長から
「いつもの調子がいい時の声かけをそのまましてるよ」とのこと。
いつも、ニコニコしてたり、機嫌がいい時なんかは先生の名前を言ったり、好きな物の名前を言ったりしている。
そして、一番大切なことを…
どんなエネルギーでその言葉を使っているのか、その子はとってもよくわかっているからね。
と。
そう。
私は今まで、その子がちょっと機嫌が悪くなり始めると「Aちゃーん↓↓↓」ともう、その行為をやめてほしくて止めたくて…
重たい空気を出しまくりな私なのです。
その事にミーティングで気づかされ、今までやってきたことは、火に油を勝手に注いでいた…いや、なんなら、カーンとゴングを私1人鳴らしていたのではないかとさえ思う行動だったのだ。
そして、今日、愛を込めて、どんなにおもちゃを投げ始めても、いつもの機嫌がいい時の声かけで、私が、その子の大好きな先生の名前を言ったり、私が歌を口ずさんだり…
その子にというよりは、その空間の空気に向けて発するエネルギーをより軽くてより明るいものにと意識した。
そうすると、どうでしょう…
その子の今、欲してることがわかるのです。
そっかぁ。これがしたかったかぁ。
そして、その子も「抱っこぉ」と甘えてきたり。
私自身が今までの、重い空気感には一度もならず。
本当にありがたい経験をさせてもらった。
見せてもらった。
相手ではなく、私の内側なのだと。
どんなことも、内側がどんな状態なのか。
相手をコントロールしようとせず、
自分の内側をいかに調和と愛で満たせられるのか。
その波動、エネルギーの違いを子どもたちは感じている。
そんな純粋な人たちからのメッセージ
「あなたが決められる。どんな今を生きたいのか」