他者の靴を履く | 香川発!ラジオパーソナリティー杉ノ内柚樹のうたとおしゃべりな毎日

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大好きなものは、歌と猫と花とおしゃれ…
そして、おしゃべりです♪

おはようございますおねがい

香川は今日も雨の朝です。

今日はさぬき市でのレッスンからスタートです!


朝は、読書の時間を、少し。


Instagramのほうに、読書アカウントを持っていて、こちらでは、本が好きな人とつながっています。

昔から本が大好きで、夏の読書感想文コンクールは毎年賞をもらってました。(何度も書き直しをがんばったことは自慢です)


大人になってめっきり本を読まなくなっていたのですが、この数年前から、毎朝ちょっとずつ読むようになって、去年ぐらいから、読んでも忘れてしまうので、記録をしています。

今朝読んだ本が面白かったのでブログにも書きます。




 


📕『他者の靴を履く アナーキック・エンパシーのすすめ』ブレイディみかこ著 文藝春秋 2021年
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「シンパシーよりエンパシー」が大切なのではないか…と語る作者(ブレイディさんではなくて)がいたことを思い出して読んでみた。
第8章のおばさん問題はとても興味深かった。

おじ文化、おば文化。

「親とか社会が教えてくれる正しいことじゃないことをいつも遊びながら教えてくれる人。それがおじさんなんです」
「僕たち(つまり日本社会)には、今悪いおじさんが必要なんだ」
「親に教わるんじゃない。友達に教わるんでもない。おじに、まぁ、おばでもいいんですけど…女性にとってはおば文化でしょうね。それがまぁ、失われちゃっていると」
(高橋源一郎の飛ぶ教室というラジオ番組の中での菊池成孔氏との対談を引用)

1970年代の山口百恵主演の「赤い疑惑」と言う人気ドラマの中で岸惠子演じる「パリのおばさま」になるキャラ。あの役柄こそまさに、10代の山口百恵のよき相談相手となり、両親とは違う視野を彼女に与えるパリ在住の叔母(実は彼女産んだ人だったと後でわかるのだが)だった。
岸恵子のクールさに我々子供たちは「あんな女性になりたい」とため息を漏らした。
17歳のアイドルではなく、中年のおばさんにみんな憧れていたのである。そう考えると、日本の「おば文化」だって昔は存在した。

パリのおばさまって素敵なのね💗
昔、小森のおばちゃまがいらしたよね。

本は、おば文化だけを書いているわけではありませんが、印象的な部分を少し記録😅

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