おはようございます😃
今日のブログちょっと長くなりそうです。すみません🙏台湾に興味がありましたら、最後までお読みいただけたら嬉しいです💦😅
昨日は、以前より聞いてみたかった八田與一先生についてのお話しを聴きに行ってきました。
講演は、お孫さんである、八田修一さん。
香川で行われたのは、初めてということでした。
これは「台湾プロモーションin香川」というイベントでの講演として行われたものです。
浜田恵造香川県知事からのご挨拶もありました。
台湾で有名な日本人といえば、八田與一(はったよいち)先生ではないでしょうか?
日本人の私たちは、その功績を知る人は少ないかもしれません。
映画「KANO」では、大沢たかおさんが演じていましたね。
「台湾 ダム建設の父」と言われています。
八田與一先生は、
1886年に石川県に生まれ、1910年に台湾総督府の土木技師として現地に渡り、台北や日月潭、台南など台湾全土の水利事業に邁進された方です。
烏山頭(うざんとう)ダムの建設では、当時「東洋一の規模」と言われた、大工事によって、嘉南平野を穀倉地帯に変えた功績だけでなく、現地の人々が水の恩恵を受けることを目指した3年輪作などの農業指導や日本人台湾人の分け隔てなく接する姿勢が慕われ台湾の教科書にも掲載される偉人です。
今回香川での講演を初めてということで、
八田さんは、香川県と台湾の似ているところなども調べてくださっていました。
讃岐平野の池の多さを聞いて、台湾上空で飛行機の中から見た景色を思い出しました。
ノートにぎっしりメモして帰ったのですが、印象的だったところを備忘のために書いておきます。
🍀「洪水、干ばつ、塩害」の三重苦の地を、3年輪作給水法で、安定した農業生活を送れるようにしたこと。
🍀欧米に学び最新機材を導入したこと。
高額である機材を導入するにはおそらく相当な理由や情熱があったことだと思います。
私見ですが、デザイン知事と言われた、金子政則元香川県知事の人を動かす力にも、工事そのものの大きさは違いますが、少し似ているかなと思いました。
🍀50年経ったら使えなくなるであろうという未来を先読みして、上流に新しいダムを作っていたこと
🍀自分を利すると他人を利することになると言う考え方をしていたこと。日本人がもともと持っているアイデンティティであり仏教思想。
それを台湾でも、分け隔てなく実現していたこと。
↑八田與一先生の挨拶より
八田先生の最期は、昭和17年、戦争の最中、
日本からフィリピンへと向かう船「大洋丸」が、アメリカの潜水艦の砲撃を受けて沈没し、これに乗っていた八田先生もお亡くなりました。
終戦まであと3年だったわけですから、台湾にいる奥さんや子どもたちはどれだけ辛かったでしょう。
修一さんのお話では昨日はありませんでしたが、
終戦を迎え、戦地から帰ってきた息子の姿を見届けた後、與一先生の奥様 外代樹(とよき)さんは、ダムに身を投げて、自ら命を絶ってしまいます。
こんな悲劇が待っていたなんて…
戦争がなければ…と、思ってしまいます。
八田修一さんのお話しの中で、「私は、他人を利することによって自分は利されると思います」と語る言葉がまた印象的でした。
「飲水思源」
水を飲む時は、その源を思うこと
中国故事のこの言葉も、万国共通。
今ここに生きていることに感謝して、
分かち合う時間を、出来るだけたくさんの人びとと、少しでも長く、少しでも多く、感じていきたいですね。
日本精神とは何か?
これからの私たちの生きる道とは?
74回目の終戦の日を前に、考える1日になりました。
チャイナエアラインの方からお話がありましたが、
高松-台北線は、現在毎日往復されています。
2時間40分で行ける台湾。
関西国際空港との違いも分かりやすく説明を頂きました。
いつか、八田與一さんの座った像を見に、烏山頭ダムを見に、行きたいなと思っています。
観光プロモーションin香川というイベントだからでしょうか、大学生によるプレゼンテーションがあり、10組😳‼️のうち合格した5組が、台湾の各所を巡って配信するということです。
プレゼン力は今、高校生に教えてますが、四国の大学生達、もうちょっと頑張らないと…ですよ💦高校生に負けないで〜😭
欠席者を「用事で欠席」って言っちゃダメ🙅♀️
自己紹介だけで終わるのもダメ😿
ちょっと長かったな💦
こちらは参加者お土産↓頂きました🌸
余談ですが、
サンポートの1階では、来月のリサイタルのチケットも置いてくださってます。
ありがとうございます😊
台風の影響が出ませんように…🙏
柚樹🍀