こんばんわ、いつもお読みくださってありがとうございます。

今回は、2021年のNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』 でメインテーマに使われた、皆様にもなじみのあるこの曲を訳してみたいと思います♪



On the sunny side of the street (明るい表通りで)

 

<Verse>

I walked with no one 

(私は誰とも一緒に歩かず)

And talked with no one

(誰とも話さなかった)

And I had nothing but shadow

(私には影しかありませんでした)


Then, One morning, You passed

(そんな時、ある朝、あなたが通りかかった)

Then I brightened at last

(そして、やっと私は明るくなったの)


Now, I greet today and complete today

(今の私は今日を喜んで迎え、今日を満足して終える)

With the sun in my heart

(私の心に太陽があるから)

 

All my worries blew away

(すべての心配は吹き飛んだの)

When you taught me how to say

(あなたが私に言い方を教えてくれた時)

 

 

〈Chorus〉

Grab your coat and get your hat

(コートを掴んで、帽子を持って)

Leave your worries on the doorstep

(心配事は玄関に置いて行こう)

And just direct your feet

(そして、あなたの足を踏み出すだけ)

On a sunny side of the street

(その道の陽の当たる場所にね)

 

Can't you hear that pitter-pat?

(パタパタという音が聴こえる?)

And little happy tune is your step

(小さな幸せの曲は、あなたの足音)

Life can be so sweet

(人生はとても素敵なものになる)

On the sunny side of the street

(その道の陽の当たる場所ではね )

 

I used to walk in the shade

(私はよく日陰を歩いていた)

With my blues on parade

(悲しさを引き連れて)

But I'm not afraid

(でも、もう怖くはない)

This rover's crossed over

(さまよう時間は終わったんだ)


If I never had a cent

(もし1セントも持っていなくても)

I'd be rich as Rockefeller

(ロックフェラーみたいにお金持ちの気分になれるよ)

Gold dust at my feet

(足元には金の砂埃)

On the sunny side of the street

(その道の陽の当たる場所ではね)


~1930年~『On the Sunny Side of the Street』

作詞:Dorothy Fields(ドロシー・フィールズ)

作曲:Jimmy McHugh(ジミー・マクヒュー)

和訳:篠塚ゆき



曲のクレジットには、 Jimmy McHugh作となっていますが、Honeysucklr Rose等を書いたFats Wallerの曲であるという説もあります。彼はお金に困るとよく曲を売っていたとか。ルイ・アームストロングは数回この曲をレコーディングしていますが、1度目の1937年の録音はこの Fats Wallerがピアノを弾いています。

 

とにかく、道の明るいところを歩いていれば人生は素晴らしい。という、素敵なメッセージのこもった曲で、ほっこりしますね。