ジャズ界の重要人物の一人であるDuke Ellingtonの代表曲。

1931年シカゴのパブ・レストランに出演中、幕間に作られたと言われています。最初の録音は1932年当時のBrunswickレーベル(後のColombia)にて。ボーカルは”The vice of Ellington”と呼ばれたDukeの歌姫、Ivie Anderson。


今回は私のアルバムにも収録している、こちらを訳してみたいと思います♬


It don’t mean a thing(If it ain’t got a swing)

~スイングしなけりゃ意味ないね~


What good is melody, What good is music

(何の意味があるの?メロディー?ミュージック?)

If it ain’t possessin’ something sweet

(もしそれに何か足りないなら)

It ain’t the melody and it ain’t the music

(それはメロディーでもミュージックでもない)

There’s something eles that make this tune complete

(この音楽を完成させる何か大切なものがあるの)


It don't mean a thing, if it ain't got that swing

(スイングしなけりゃ意味ないわ)

It don't mean a thing, all you got to do is sing

(意味なんてない、ただ歌えばいいの)

It makes no difference if it's sweet or hot

(甘くても熱くてもそこは何も変わりはしないわ)

Just give that rhythm everything you've got

(そのリズムに全力を注ぐだけよ)


It don't mean a thing, if it ain't got that swing

(スイングしなけりゃ意味なんてないの)


~1932年~

作曲:Duke Ellington 

作詞:Irving Mills

和訳:篠塚ゆき



Duke Ellington(デューク・エリントン)はアメリカの作曲家、編曲家、ピアニストで、オーケストラリーダー。Duke(デューク)はニックネームで、子供の時から整った服装で優雅な立ち振る舞いをしていたことから、友達にデュークと呼ばれていた。


1964年新潟地震があった時、デュークは日本で公演中だった。地震の被害を聴いたデュークは、次に予定していたハワイ公演を中止し、チャリティーコンサートを開き、そのコンサートの純利益である当時の100万円弱を新潟市に寄付した。

再来日した1966年に新潟市の国際親善名誉市民の称号が送られた。

私の故郷新潟に、本当にありがとう、デューク。


現在Dukeのアルバムは、1000種類以上あるとも言われています。


私のファーストミニアルバム"She is my friend"にも収録されています。iTunes、レコチョク、Apple Musicなどでも聴けるので、探してみてね♪(v^_^)v