御礼が大変遅くなりましたが、3/20のリサイタル《愛の微風》には、まだまだ厳しい状況下にも関わらずたくさんの方々にお力添えいただき、春らしく華やかに開催させていただきました🌸✨🌸本当にありがとうございました❤💖❤




私がなぜフルートを始めたのか、なぜ音楽の道に進んだのか。おそらく公には初めてお話させていただいたかと思います。

とにかく楽しそうな方向をその時の弾みで選んで人生を送ってきたら、このようになりました。もちろんその時々では厳しい場面も多々ありましたが、何も無駄なことはなくすべて自分の糧になりました。そして、フルートを続けてきたからこそ、今回いらしてくださったお客様やこのFBで応援してくださる方々をはじめそれはそれはたくさんの素晴らしいご縁をいただき、国内海外、演奏から教育の場面に至るまで音楽を通して素晴らしい経験をさせていただいていると思います。17歳のあの日、ふとした思い付きでしたが進路変更して本当によかったです。

今回本当に準備の時間が取れず、実は「完全徹夜」で迎えた今回のリサイタルでしたが《宇宙元旦》というパワーの強い素晴らしい日に、厳しい状況のなか私たちの演奏を楽しみに集まってくださったたくさんのお客様のエネルギーをいただいて、どんどん会場中の波動が上がって一体となっていくように感じました✨そのパワーを最高潮に一番感じたのはフランクのソナタの演奏中✨✨ヴァイオリンの名曲中の名曲をフルートで本格的に御披露目するのはなかなか勇気のいるものですが、パワーに助けられたおかげで大変ご好評をいただいており、本当にありがたいです✨✨コンサート中にお話ししました、このソナタを人の一生に例えてアドバイスをくださったのは桐朋学園大学で大変お世話になった峰岸壮一先生ですが、私も人生を重ねてあのお言葉にほんの少しでも近づく演奏が出来たでしょうか。

そして、リハーサル1回のみ、ざっと通すだけでこれだけのクラシックの大曲プログラムでのコンサートが実現出来るのも、決め事をせず、その時の空気感に浸って自由に演奏したい私をいつもいつも支えてくれる、共演16年間、時には海外公演にまで同行してくださる垣内さんがいてくださるからこそ✨✨特に、今回の久々のフルコングランドピアノの響きとの共演は私を別世界に連れていってくれたと思います🎵

垣内さんとの出会いは皆様が聞き飽きていらっしゃるくらいのコンサート中の鉄板ネタですが(笑)当初はネタになるとも思っていませんでしたし、しかもこんなに長くご一緒していただけるものとも想像していませんでした!でも、真剣なクラシックプログラムのところに笑いをもってこられるのもこのコンビならでは、でしょうか。早くも次回の『がっつりクラシック共演』を楽しみにしてくださるお声を多数いただいております🎵さて、「微風」の次は何?考えないと(笑)



…最後に改めて。緊急事態宣言延長中の開催決断にも関わらず、たくさんの皆様がキャンセルなさることなく足をお運びくださいましたこと、また各方面からもたくさんのお力添えをいただきましたことを、心より感謝申し上げます💖💖💖

本当にありがとうございました❤💕❤

《愛の微風 in Tokyo・プログラム》

ハチャトゥリアン:仮面舞踏会より ワルツ
クーラウ:序奏とロンド
カサド:愛の言葉
メシアン:黒つぐみ
プーランク:愛の小径
      フルートソナタ
~intermission~
アメージング・グレース
リスト=ワーグナー:イゾルデの愛の死(垣内氏ソロ)
フランク:ソナタ A-dur (ランパル編)
ふるさと

【アンコール】
春よ、来い(piano連弾)~剣の舞
丸山貴幸:愛の微風