4月1日に結婚しました

ウソみたいな出会いだったから、結婚するのもこの日がいいね、と二人で話し合い、決めました。


僕と結婚相手であるアイドルKの出会いは、4月1日に見た夢の中でした。



第1話「ラブストーリーは突然に」


 食パンを口にくわえて、僕はコンクリートの地面を強く蹴った。

住宅街を風のように、あるいは元気なおじいちゃんのように、走る。


「もうすぐだ」


 思わず、口に出す。もう学校には通っていないが、なんとなく昔を思い出して、学校に向かって走っていた。

次の角を曲がれば、いよいよ学校だ。


最後のコーナーをF1のような、あるいは杖をついたおじいちゃんくらいのスピードで、曲がる。


「きゃっ」


 ドンガラガッシャーン。

反対側から走ってきた美少女とぶつかった。

そのときだった。


「いたた……あ、もしかして、結城龍之介さん? あの……私と結婚してください」



最終話「婚姻届は見たこともない」


 婚姻届に印鑑を押して、市役所に提出した。

これで僕とアイドルKは、夫婦になる。


「ウソみたいな出会いだったから、出会ったのが今日で良かったね」


 彼女の言葉を聞いた瞬間、僕は目を覚ました。

なにもかもがウソだったとは信じられず、市役所に行って確認したが、僕とアイドルSは、当然のように他人のままだった。


 この話を書いたら、僕はウソつきになるのだろうか。

いや、夢で見た話なのだから、ウソにはならないだろう。

そのとき僕は、そう思った。





……まあ、ホントは、

そんな夢見てませんけど。


読者登録してね アメンバー募集中

いっけね、ブログ更新するの忘れてた。

先日、ラジオから流れてきた「それほどでもない相談事」みたいなコーナーの「うどんは靴ひもの代わりになりますか?」というネタを聞いて、ラーメン屋の中で笑ってしまった結城です。


野いちごで仲の良い週間少年χ烈火63号 さんと僕のコラボ作品が完成しました!

タイトルは『白身を見捨てないで』 です。


まあ、コラボといっても、僕が担当したのは原案とキャラの名前とかで、実際に話を作って書いたのは烈火さんなんですけどね。


僕がかつて書いた『黄身のための物語』に対抗して作った、ハチャメチャな作品です。

ぜひ読んでみてください!

最近なぜか毎日眠い結城です。
応援ありがとう、センキュー!


いよいよ春の高校野球が始まりましたね。
元野球少年の僕は、楽しみにしていたのですが、まだ合計で5分くらいしか観ていません。
観たいです。観させてください。泣きそうです。


甲子園常連の僕の母校も出場してるみたいなんですが、もう試合終わったのかしら。
どうなのかしら。誰か教えてくれないかしら。


でも、野球を観ると、高校でも野球やれば良かったかなーとときどき思います。
まあ、高校に上がる直前、肩壊しちゃったんで、どうしようもないんですけど。

実力はあったんだけどなー(チームの中では)。

エースピッチャーだったんだけどなー(弱小チームで)。

3番打者だったんだけどなー(打撃は本当に結構優秀)。


というわけで(?)、携帯小説サイト「野いちご」で連載していた『史上最強の覆面戦闘員』が完結しました。
どうぞよろしく。